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この言葉をよく使う人

「そうか」


「そうか」を多用する人

相槌です。

女の子であれば、

  「そっか」
「そっかぁ」

などという会話言葉がよく見られます。
どちらかというと男よりも女によく使われる言葉です。


「そうか」を多用する人の心理

「そうか」は会話の相槌として使われますが、
本人にとってはこの言葉を言うことによっての自己説得が含まれます。
「そうか」は内容に同意する言葉です。
この言葉を多用する人は、

「私はあなたに同意していますよ」

ということを示し続けているわけです。

このことから「そうか」を多用する人の心理には

  ・人間関係のトラブルを避けたい
・物事を自分の思い通りにしてはならない
または、自己中心的に振舞ってはならない

という潜在意識があります。
このような心理状態が強い人は、
質問の会話になったときによく「そうか」を使います。

A「今日のランチどこにする?」
B「イタリアンがいいな」
A「あ、ゴメン。昨日の晩イタリアンだったんだよね」
B「そっかぁ。じゃあ洋食屋にしよう」

「そうか」が相槌とともに自己説得に使われているのがわかります。
これは普段の潜在意識の現われるケースですが、
置かれた環境の心理状態によっても「そうか」が多用されることがあります。

初デートで。
C「昨日封切された映画見に行こうよ」
D「あ、ゴメン。もう見ちゃった」
C「そうか・・・どうだった?」
(と、内心思うところある気持ちを自己解決する)
D「ディズニーランド行こうよ」
C「そうか、ミッキー好きだって言ってたもんね」
(と、行きたくない気持ちを押さえ、自己説得する)

などというように使われます。
置かれた環境、特に失敗の許されない環境で使われる「そうか」
自分が立場を合わせるやや下のポジションに立つ場合に使われます。

心理状態はドキドキと意見の合わなかった場合のフラストレーションだといえるでしょう。


「そうか」を多用する人の傾向

自己主張が弱く、他人の意見に左右されたり流されやすい性格である場合が多いでしょう。
しかし、本心を出すことができないストレスが蓄積されるタイプでもあり、ヒステリーの形などで爆発を起こしたり、急に具合が悪くなることもあります。

人柄としての評価のされ方は「いい人」。
気が利く、マジメなどと言われることも多いはずです。

同意がある意味得意なので、人と接する仕事に就いたり、秘書を行う場合も少なくありません。
しかし、同時にストレスがたまりかつS性の強い人は、飲みながら愚痴を言う傾向があります。

いい意味でも悪い意味でも社会的常識人であり、人と違うことを思い切って踏み出す勇気はありません。
何かを大きく踏み出す場合は、人が高評価を出しているものにチャレンジするでしょう。

本当に納得の行かないものを目の前に突きつけられたときは、黙る傾向にあります。
反対することで状況を悪くしたくはなく、しかしもはや「そうか」で納得できる物事ではないので、性格上黙るしか方法がなくなります。
多くの場合この黙るという行為は相手にとっては批判的映ります。しかし、本人はそのことに気がついていないことが多いでしょう。


「そうか」を多用する人との付き合い方

ストレスを溜めさせない気配りを考えてあげた方がいいでしょう。
「そうか」を多用する人は、良くも悪くも人の意見が核となっています。
だからこそストレスを溜めやすいので、優しく主導権を与えてあげ、たまにはワガママを聞いてあげるといいでしょう。

「そうか」を多用する人の中には、自分が相手に同意を示すことで無意識のうちに「あなたの意見を私が譲って取り入れてあげている」と捉えている人がいます。
このような場合に相手の不満足度を読み違えると、急に

「いつも私だけがガマンをしているのに!」

などという発言をされることがあります。
特に男女のケンカでは起こりやすいでしょう。

「そうか」は実は、内心の答えに反する同意である場合があることを知り、
相手が「そうか」と言った場合に先手を打って、自分の意見を下げることもこのタイプには効果があります。

もともと、どちらかといえば自分に自信が持てず、他人の顔色を伺うタイプなので「言いたいことがあれば正直に言って」と、あらかじめ言っておくのは無意味です。
同意したとしても、自分から意見を言うことはないでしょう。

このタイプが上司の場合、やや渋そうに「そうか」などと言うときはこれらの兆候があるので気をつける。
部下の場合は「そうですね」という言葉で同意する回数が多ければ要チェックです。

恋人であれば、相手が人を受け入れる心を持っている部分は十分に認めてあげた上で、ガス抜きを兼ねて、たまにワガママを聞いてあげることです。


「そうか」の多用を変える

まず、自分がどのようなときに「そうか」をよく使っているのかを自分で知ることです。
相手が強く発言したときなのか、
誰かと何かを決めるときなのか、
話がややこしくなりそうなときなのか。

そしてそういうシチュエーションを頭に入れた上で
自分の意見をひとまず言ってみることです。

A「ランチは中華がいいな」
B「そうか。俺ものすごくカレーが食べたかったんだけど、だめかな?」

自己主張をすると、否定をされることもあります。

A「えー、カレーなんてヤダ」

否定をされた場合に、シリアスに受け止めないことです。
物事を否定したのであって、あなたを否定したのではないということを学びましょう。

B「じゃあ、今度カレーの気分の時言って。おいしい店紹介するから」

などというコミュニケーションを学びましょう。

「そうか」を多用する人は、自分が譲るコミュニケーションのパターンです。
同意は示して構いません。
同時に、自分の気持ちをその場で表現することで、感情を解消します。
結果、否定されてもあなたを否定したのではなく、
肯定されればお互いがうれしい気持ちになることができます。

言葉の面から考えると
「そうか」の代わりに、相手の発言を繰り返す言葉を使うようにします。

A「ランチは中華がいいな」
B「中華な気分なんだね」

A「えー、カレーなんてヤダ」
B「え?カレー嫌?辛いの嫌い?」

などということで、
自分の意見をむやみに譲らずに、しかも相手の発言と考えを尊重することができます。

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