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イノベーション

イノベーション00~前書き


昨年ビジネスコンサルタントの梶貴美男さんが僕に
「マネジメントは才能でやっているのでできそうな気がしますが
イノベーションは完全に強みでやっているのでできそうな気がしない」
と言われた。

感覚も理論も総動員するセンスとしてイノベーションをやっている。やってきた。
そういえば今まで散々セミナーをやっているのに
イノベーションに対してセミナーしようと思ったことは一度もない。

一番できていることが、一番アウトプットされていない。
それを見ての梶さんの発言だと思う。

イノベーションの体系化に取り組もうと思った。
右脳の左脳化、抽象概念の論理化、特に文章に落とすのは得意なので
イノベーションも体系化してコラムにすることにした。

最初に思い出したことは中学生の時のことで
少なくない中学生がカッコいい音楽に惚れるのと同じように
オレもそこそこ萌えた。

もともとピアノを習っていて音楽は得意だったし。
(強みはなかったので結局は苦痛だったのだが)

ところが最初にこの疑問を持った。

「バンドはなぜギターとベースなんだ?」

である。
音楽の幅、音の美しさ、全体の構成を考えたら
どんなロックバンドでもピアノとバイオリンを入れるべきじゃないのか?と。

かぶれた中学生がダレダレのギターは天才的だと言うのを聞いても
何も響かず、それはまぁパーツとしては必要なのだろうけど
全体の幅からするとウッスイわ!と思っていた。

そのことを思い出して、
そういう邪道で常識から外れたことにイノベーションがあるのではないか?
と思ったのだ。

その後高校生になって買ったバイクは
カスタム仕様バリバリで誰も乗っていない物だったし
16歳ではじめて海外をひとり旅行した。
高校を卒業したらさっさと海外に出た。
その後も推して測るべしである。

人と同じことが嫌いで違う道ばかり選んできた。

そのあたりにイノベーションがあるんではないか?と
まとめはじめる前にまず思った。

話は替わるが、ジョジョの奇妙な冒険というシリーズマンガがある。
ものすごい発行部数で有名なマンガだから知っている人もいると思う。

連載2部までにストーリー上重要だった「波紋」という技術は
3部がはじまった途端に「スタンド」という新技術の概念に
取って変わられてしまった。

中学生だったオレは、
最初は「あらぬ方向に行ったな」と思ったが
結局この「スタンド」という概念がその後の
このマンガの更なるヒットと、
マンガ業界のストーリーへの革新を行った。

スタンドというのはスタンドバイミーから取っているのだが
自分の隣に守護霊のような「能力」を持つ霊体がいて
それぞれ形も違えば能力も違うというもの。
それまでは、登場人物本人が波紋という技術を駆使していたのが
(他のマンガでも同じ)
自分ではなく、スタンドが能力を発揮するという形に変わった。

これがジョジョの奇妙な冒険だけではなく
マンガ業界に革新を起こした。

(個人的にはスティールボールランでまたイノベーションしてほしかった)

「波紋」から「スタンド」への転身。

このイノベーションが具体的に自分が経験した
イノベーションの最初ではないかと思っている。

それまでは自分の性質や指向性がイノベーションに適しているだけだった。
定められた情報や枠の中で工夫していた。
ところがマンガを読んでいると
これまでとは全く発想の違う新しい世界が出現した。

どうなるのか?と見ていたらどんどんそれが世界を支配し
常識となっていった。

その経験が今のこの活動やあり方の原点かもしれないと思う。

本文でも書くけども、世界を変えた物事はその後定着し
常識化されていく。

アメブロで稼ぐ方法、
ホテルのラウンジでのミニセミナーとコンサル、
全国でセミナーをやるスタイル、
プロデューサーのシステム、
などなど
この5年ぐらいで様々なイノベーションを行ってきたけども
それも定着して今やアメブロで活躍するほとんどの人が
この路線を自分にも採用している。

全国でやっているオレのセミナーも先日気がついたのだけど
結局新幹線上の各都市でやることに落ち着いている。

イノベーションに距離と時間を縮める考え方は必須で
それをコラムで書いているうちに
この新幹線上のことに気がついた。

同時に、昔生み出したイノベーションも定着したんだなと思った。

オレ自身はイノベーターであると思っているので
定着した物に興味はない。
みんな勝手に使えばいいと思っている。

自分が次のイノベーションの道を拓くのは何なのか?
そのあたりにトライし直すときかもしれない。

イノベーションのコラムはこの00を除いて
全部で32話書ききった。
これからの連載で読んでみてもらえれば、と思う。

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