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イノベーション

イノベーション18~天才の創造性2(直観的イノベーション)


【直観】は「直感」とは違い、本質がわかるという力になる。
本当に本当のことは何か?
疑いようのない最後の答えは何か。
まずはじめにありき、は何か。
というようなことが本質となり、
この本質を見出す、わかる、得る力を直観という。

だから直観は様々な分野に適用されるが
イノベーションという分野に働く直観もある。

偶然、創発、自己組織から見出す直観イノベーションもあれば
組み合わせや分離、不足、ミスディレクションから見つける直観もある。
創造的な直観、破壊的な直観のイノベーションもある。

特に創造的イノベーションでは直観がよく使われる。
自分の中にある確信や集合知のようなものを
ひとつひとつ丁寧に見つけ出して行く。

その中のほとんどは既に既存概念や現実として存在する。
その中のいくつかは、誰も気がついておらず世の中にまだない。
これがイノベーションのタネになる。

本質であってもイノベーションになるものとならないものがある。
イノベーションになるものはその後の世界に
それが見つかる前と見つかった後での転換が必要になる。
イノベーションにならないものはタダの新事実、流行などとして終わる。

確信から本質を見出す最も単純で簡単な方法は
外の世界の知覚を広げ自分の心に照射してみる。
そこから浮き彫りになるものがあり
そのなかから感情を排除して「何が起こっているか」だけをチェックする。

違和感や気づき、つながりなどがあれば
それに注目して「本当に本当のこと」を抜き出す。
まだ本当かどうかわからない場合は
「本当にそうか?そうでないとしたら何か?」という質問を繰り返す。

これ以上割り切れない最後の答えが出るまで続ける。

その中から直観的イノベーションを見出すには
それが採用されるとどのように世界に影響があるか
それが採用されるにはどのようにすればいいのか?
という2つの物事を考える必要がある。

世界に大きな影響を与える革新も、
それを伝え、広めることができなければ発見した意味はない。

直観イノベーションに慣れてくると、
こういうプロセスを通じて見出すスピードが速くなり
それがまた新たな本質を見つけ出すことにつながる。

ある分野で本質を見つけるスピードが上がり数が増えると
その本質と本質がつながって
より大きな世界にイノベーションを与える可能性が膨らむ。

これが本質ネットワークによるイノベーションの拡大を生み出す。

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