Esmose

コラムを読む

イノベーション

イノベーション19~連鎖イノベーション

ひとつのイノベーションが生まれると世界に何かの影響を与える。
世界を進める方向がこれまでとは違う方向になる。

同時期に起こった別のイノベーションや
ひとつのイノベーションの後に起こったイノベーションが
また予想できない方向へ世界を運ぶことがある。

新しいことは起こったかもしれないし
その時点では起こらなかったかもしれない。
これによって世界の進む方向が変わる。

新しいことが起こることは予想できてかもしれないが
その新しいことが、別の新しいことと兼ね合わさって
どうなるのかは予想できない。限りなく難しい。

さらに別の新しいことや、全く違う角度の新しいことが加わると
…イノベーションのかけ算が起こると
もはや未来予知は不可能になる。

イノベーションにイノベーションが上乗せされる
連鎖的イノベーションがある。

このイノベーションは偶然、創発的、自己組織的で組み合わさってもいるが
これまで見てきたような単発イノベーションとは種類が違う。

イノベーションのネットワークが
新しいイノベーションを呼ぶ。

少なくとも自分の周囲でどのような連鎖イノベーションが
起こっているか?
はフィードバックによって明らかにできる。

イノベーションとイノベーションが
どのような別のイノベーションを生み出したのか
人生年表やイノベーション体験を書いて分析できる。

この方法で自分が生み出している、
もっと大きな連鎖的イノベーションが一体何なのか?
ということが明らかにできるし
ということは、自分はどの方向に向かって生きているのか?
ということが限りなく明確になる。

そして、この方向が明らかになったときにいえるのは
その方向とは別の方向に進むことは絶対的に難しい。

強みなら止めることができる。
イノベーションは、偶然、創発、連鎖的イノベーションなど
不確定要素が強すぎてコントロールが利かない。
なぜか、自分の場合どうできている…ということが既に起こっている。

さらにイノベーションにイノベーションがかけ合わさるだけではなく
既存の常識的な物事も複雑に絡み合ってくることがある。

お手上げと言わざるを得ない。

連鎖イノベーションは、この意味で毎日至る所で起きている。
連鎖イノベーションに対してできることは対応しかない。

イノベーションなので適応や順応はできない。
「だからどうするか?」の連続しか方法がない。

だからどうするか?の最も単純な考え方は
受け入れる、拒絶する、保留にするの3つで
その結果によってまた
世界は前のまま維持されるか、世界が変化するかが変わる。

つまり自分がイノベーションをコントロールできるかどうかは
行動面でこの3つのどれを採用するか?しかない。

だからこの3つを上手く使いこなす人が
ある意味、自分の人生を上手く動かしている人だ、といえる。

トップに戻るボタン