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イノベーション

イノベーション22~イノベーションの成果


イノベーションの成果は
・距離を縮める
・利便性を高める
の2つがある。

そしてその結果
・これまでの成果を超える、または飛躍的に高める
ということが起こる。
距離を縮める成果は2つある。

ひとつは物理的距離を縮める。
代表的なのはインターネットで遠くの人とのコミュニケーションを
自宅で座りながら映像や文字など多様な方法で可能にした。
こういう意味でFAX、電話、郵便システムなどは全て
物理的距離を縮めるイノベーションの成果になる。

もうひとつは時間の短縮。
徒歩から馬、馬から鉄道。
高速移動できる新幹線、高速道路、飛行機などは
時間を短縮した。(距離も縮めたと言えなくもない)
タマネギのみじん切りを一発で行う便利グッズは
効率化によって時間を短縮した。(道具のイノベーション)
圧力鍋も時間を短縮する。

距離を縮めるというのは、ほぼイコールイノベーションになる。
技術的なイノベーションに最も適し
道具や概念に影響を与えることもある。

利便性を高めるイノベーション。
つまり、より便利になる。
より便利になることでこれまでとは同じでいられなくなる。

生活習慣、ものの考え方、感じ方
人との関わり方や実際の動き方に
イノベーションの影響が出はじめる。

例えばインターネットで旅行の手配ができるようになると
旅行代理店の窓口はより使われなくなる。
携帯電話が普及すると公衆電話の数が減る。
電子ジャーが開発されると鍋が売れなくなる。

逆にテレビが普及すると野球の球場に足を運ぶ人が多くなる。
HPやブログが広がるとリアルの販売も有利になる。

こういうのは全て概念を含むイノベーションを行っている。

距離が縮まるか、利便性が高まることによって
その結果イノベーションは
・以前よりも成果が高まる
・成果の定義が変わり、以前の成果は無効化される
のどちらかを起こす。

便利になったことで(利便性)これまでの成果が速くなり(時間の短縮)
成果が「より高まって得られる」ようになる。
生活習慣もイノベーションされる。

または、携帯電話の普及で公衆電話がなくなるという
「成果の定義が変化する」。
誰かと連絡を取る手段は、誰にとっても手元という概念に変わる。
成果を得る手段も考え方も生活習慣も、全てが変化する。

イノベーションの成果は一言で言うなら
「これまでとは違う」というところにある。

その種類は「概念」「技術」「道具」があるが
成果が「これまでと違う」のでなければ
イノベーションではない。

イノベーションは成果に対して「これまでとは違う」ものを生み出す。

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