Esmose

コラムを読む

スピリチュアルの本質

スピリチュアルの本質28 適切な技術編 思い込みをリセットする

能力者が術を発揮するときに(自分でも誰かにでも)
思い込みがあるとその思い込み通りに能力を発揮する。
そして無意識の思い込みは誰にでもある。

能力者はこれをリセットできる必要がある。

例えば、

「みんないい方向に行けばいいのに」という思い込みがあると
目先の悪い目を積んで長期を台無しにしたり
うまく行くというのが自分の主観によるもので相手を曲げたりする。

「愛に溢れることがよい」という思い込みがあれば
相手の愛に溢れていない今を「ダメ」だと無意識で決める。
そして今のダメな相手を改善する答えを導く。

「最善最高にする」という思い込みがあれば
やはり相手を改善視点で見、マイナスに位置づけすると共に
抽象的で基準のない「良さげなこと」に導いてしまう。

「ありのままの自分を生かす」という思い込みがあれば
相手が相手であることを尊重するがゆえに、
相手の現実は相手自身よりも実益を求めていることを軽視する。
例えば今は自分を殺してでも稼ぐ必要があるという場合に
「仕事をやめろ」などの誤った方向を導く。

こういうのは良かれと思って誤った答えを導く。

僕の知り合いの能力者が、兄弟の大学受験で合格するように背後の様々な力に働きかけた。良かれと思ってやった。

ところが背後の様々な方は答えを渋る。

受験に失敗して落ちたときにはじめて「あそこで合格する人生を歩むと、その後自分を発揮できなくなる」という理由を教えてもらった。
目の前の良いこと、一見良いことが、本来の良いこととはいえない。

こんな好意的なケースでないこともよくある。ドツボにはまる。
例えば、

「生まれてきた意味と役割、使命を知り、果たすのだ」という思い込みがあれば
自分、自分の人生を台無しにして、思い込みの使命に生きる。
実際にこれで狂っている人は少なくない。

「思ったことは成っている。エネルギーの世界は自由」という思い込みがあれば
成っていないだらけの現実を無視し、現実の不自由だけが残る。
しかもエネルギーが自由に扱えていない可能性は高い。

「痛みは取るものだ」という思い込みがあると
痛みがなぜ発生しているか?の根本原因は決して解決されず
同じ問題が繰り返される。
また適切に感じるべき痛み(つまり自分自身)まで
「省いてしまえばいい」という結論を導いてしまう。

「オンナはオトコを手のひらの上で転がすと幸せ」という思い込みがあると
ただ転がさずに幸せな人を不十分にし
転がすことが苦手な人にうまく転がす方法を教えてしまう。
そもそもそれで「本当に」うまくいっているとはいえない。

こういうのは知覚が狭いことによって誤った答えを導く。

僕の知り合いの子供が人を見て「青色」であると言った。他の知り合いの子供も「青色」であると言った。大人が視たときにそれは「輝くシルバーブルー」だと言った。子供はその名称がわからなかった。
子供は知覚が狭いので一番近い色を言っても正確ではない。
同じことが大人の能力者にも起こる。自分の知覚外の世界の方が広い。自分の知覚をリセットして挑む必要がある。

「良かれと思うこと」をリセットするには、良いことを普段から無視する。
そのほとんどは作られた幻想の良いことであり、
少なくともその本人の人生にとって良いとは言い切れない。

良いことではなく自分の人生を充実させること、に視点を置く。
その中には痛みや苦しみも含まれる。
ただし、それさえ「疑問の余地が残る」という視点を持たなければならない。

「知覚の狭さ」をリセットするには、
知らないことに取り組むのだという視点が必要になる。
いつも知らないことを得ることでうまく行くとする。
知っていることの「いいもの」に惑わされない自分を作る。

同時に自分の知覚を広げ続け、様々な可能性があること
矛盾しているようで両立すること、逆に一義的に決めつけることができること
などをひとつひとつ明らかにする。

これが思い込みのリセットであり
能力者に求められる力の重要なひとつになる。

これができない能力者にはどのようなスピ能力も受けない方がいい。

トップに戻るボタン