いよいよここに公開する分としては最終の
コース5日目の内容です。
信頼と信用についてのことは
僕もセミナーやコースで触れることが多いですが
強みとして体現しているのが稲垣佳美さんだと思います。
では早速。
■信頼と信用
信頼=その人自身、その人そのものに対して信じること
信用=その人の行為行動、物事、社会的行動に対して信じること信頼は人に、信用は物事に対して向く。
通常、
人に興味がありコミュニケーションを重視する人は信頼を
活動や行動に興味があり、成果を重視する人は信用を
それぞれ重視する傾向にある。例:ある小説より
姉と妹が同じ人を好きになった。
その男性が犯罪に関わっている可能性が出た。
姉「私はあの人のことを信じている。あの人は犯罪を犯すような人ではない」
妹「私はあの人のことを信じている。あの人が犯罪を犯すならそれ相応の理由がある」
姉の発言は信用を、妹の発言は信頼をそれぞれ表している。・信頼
人と人、つながりとつながり、体や心の一致によって作られる。
人間関係は双方向のコミュニケーションが基本。
「なにかをする」ということを(信用)を媒介に
関係性が作られるが、その後対等かつ尊重の関係性になる。だから自己開示がなければ、信頼関係は成り立たない。
人間関係は双方向であるが、
相手を信頼する行為は信頼する側が一方的にもつ。何かが証明されて信頼するわけではないので時系列は「今」。
基本的に幸せ系の考え方。信頼は相手がこちらを一方的に信頼しなくなったときに終わることが多い。
こちらの信頼が揺らがなくても、双方向の関係なので
相手の信頼がなくなったときに関係性が終わってしまう。信頼は終わる。信頼が強い人は信用を軽視したり、良しとしない傾向もある。
・信用
その人の行為、行動、活動の成果などから作られる。
人間関係は信用する人からされる人への一方通行。
「行為の成果」さえ約束されれば、信用は継続して持つことができる。
関係性は「うまくいく」というところを向いて作られる。だから行動の成果がなければ信用関係は成り立たない。
人間関係は一方通行ではあるが、
信用する側が信用し、信用される側もそれを当てにする双方向が生まれる。何かが証明されて信用が生まれるので
まだ証明されていない場合の時系列は「未来」
もう証明されて信用が生まれているなら「過去」になる。信用は行動の成果が出せなくなったときに終わることが多い。
行動の成果自体はそのままでも、プロセスに変化が生まれると終わることもある。
信用は変化に弱い。信用が強い人は信頼を軽視したり、良しとしない傾向もある。
信用のない信頼関係はあり得る。
信頼するのに信用は必要ない。信頼のない信用もあり得る。
やはり信用に信頼は必要ない。
今日は最初なので基礎でした。
コース自体は既に13人~の問合せがあるようですね。
より多くの人が、
この内容に触れてくれると嬉しいです。
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