Esmose

コラムを読む

強く生きる自分を作る

内向的な性格に自信を持つこと

人間は、社会性の高い生き物です。
どういうことかというと、
人は、一人では生きられない・・・・
というより、
そういうふうに社会ができているということです。

人とのつながりや、関わりは
生きていくうえで絶対に欠かすことができません。


しかし、僕の知る範囲では
虐待を受けた子は内向的に、
孤児院で育った子は外交的に
なる傾向が強いようです。
(全員がそうではありません)

別に、
虐待や孤児ではなくても
世の中は外交的な人のほうが
ちょっとだけスムーズにやっていけるようにできています。

内向的な人は、
「もうちょっと人つきあいしたほうがいいよ」とか
「人の集まる場所に行こうよ」とか言われます。

しかし、部屋の中で集中して何かを行うことが得意な人は、
親切で言ってくれているこの発言が結構苦しいものです。


僕の知り合いに小説を書いている女性がいます。

彼女は、「引きこもり」です。
どちらかというと「人嫌い」です。
おそらく友達は「少なめ」です。

でも、小説はとても人間味のあるすばらしいものを書きます。
僕はそれが才能だと思います。

小さい頃から、

読書が好きでみんなと遊ばずに本ばかり読んでいる
絵を描くのが好きで、いつも家の中にいる
自然と触れるのが好きで、公園で木を見ているだけで幸せ

という人は、
その感性とか、
集中力とか、
好きなものがある自分とか、
熱中できることを
大切にして、生かしてほしいと思います。


よく、そういう人は
「暗い」とか、もっと活発にした方がいいと言われます。
そして、悩みます。
「自分はこのままでいいんだろうか?」と。

いいんです。

人それぞれ、才能は違うのです。

僕の知り合いの小説家は「引きこもり」です。
でも、すばらしい小説を書いて輝いています。

吉田兼好なんか、若い頃から山奥にこもった人嫌いです。

ファッションデザイナーのジョルジオ・アルマーニは
「しかたがないから」メディアの前に出るけど、
本当はずっとひたすら服を作っていたい人です。

銀座に毛利バーという、日本のバーの中では神様と言われる
毛利さんというおじいさんは若い頃から
ずっとカクテルを作り続けています。

世の中の素晴らしい物、は
職人さんが丹精込めて作ります。
職人さんは、毎日何時間もその物を作り続けます。


みんな、
内向的なのに才能を生かしているから幸せなのです。
自分の才能に気がついた者勝ちです。

ある本にこういうことが書いていました。

「あなたが死ぬとき、『何』であなたの名前を覚えてもらいたいですか?」
ということです。

陶芸家として覚えられたいのか、
野球選手として覚えられたいのか。
それとも、保母さんとして覚えられたいのか。

子どもの頃にこれがわからなくても、それはしょうがないことです。
しかし、50歳になったときにこれがわからないようではダメだ、
ということです。

それを見つけるのは、今からはじめるんです。
内向的な自分からはじめるのが近道であり、
ゴールに近づく最もいい方法です。

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