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内省と内観

内省と内観07〜哲学的抽象概念も内省する

内省シリーズ、今日を入れて連載あと2回です。

自分ができていること、自分の問題、自分の発展、自分の確信の
4つを内省するということを見てきた。

最初の3つは全て既に自分の中にあり、外の世界で効果を出しているもの。
最後の1つは自分の中にあり、まだ芽が出ていないもの。
今日は、自分の中にも外の世界にもあるが明確になっていないものを内省する。

が、何か?というとあえて難しく書くけども
哲学的抽象論 を内省する。

言葉は難しいが内容は簡単だ。

愛とは何か?自由とは何か?
生きるって何?
なぜ人を殺してはいけないのか?それともいいのか?
結婚って何?しなければいけないのか。
神はいるのか。

とかなんとか。
抽象概念を内省する。
自分の中にどんな答えがあるのか。

抽象概念はいつも、漠然としかし確実にそこにある。
だから普段は「そういうもんだ」と思っているし
疑問を持つことがほとんどない。

しかしいざ疑問を持ってみても
その答えがあいまいでたどりつけることがほぼない。

そういうものを、しかし
自分の中に何か答えられる自分がある!という前提で内省する。

内省は長期的に行うが、
特にこの抽象概念は超長期的に行う。

自分なりの答えを探し、見つける。
広くてみんなが知っている答えも見つける。
差や矛盾、疑問がなぜ起こるのかも内省する。
本当の答えは何なのか?何度もやり直す。
こうかもしれない、
しかしこうでないかもしれない。
一理ある意見が必ずしも答えではないかもしれない。
誰もたどり着いていない答えに自分だけがたどり着いたかもしれない。

いろいろな分野でこの内省を繰り返すことで
曖昧なものも、抽象的なものも
自分の物事として自分に取り込むことができる。

何が自分にとって本当に必要で、
何が自分にとって不要なことなのかがわかる。

答えのない世界に答えを探す自分を見出す。
答え自体は見つかることも見つからないこともある。
見つかるまでに数十年かかることもある。

そこに取り組む。

考えたり感じたりするだけではなく
行動や成果からもアプローチする。
全ての角度から「その抽象概念は自分にとって何か?」と問う。

それが自分自身の内省力を高める。
質問する力
適切な疑問を持つ力
内側を発掘する力

がつく。

通常、哲学的抽象概念は
自分がない人がやると窮地に陥る。
宗教に走って自分を失ったりする。

内省は、03話~06話の手順を踏む。
その上で抽象的なものにトライする。

この順番は自分として確実であるところからスタートする順番で
自分を内省できていない者が抽象概念を内省すると
盲目的な信者になる危険性が増す。

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