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営業の本質

営業の本質のひとつ目「~してもらう」

営業は売ることではない。

多くの人が経験や、昔教えられたことを信じて営業活動を行うので、営業はイコール売ることだと思われている。
しかし「営業」という活動は、会社・・・ということは経済活動をする企業・・・だけが行うものではない、というところに目を向けてほしい。

例えば、宗教団体やボランティア団体も営業活動を行う。
宗教団体などははるか遠い昔から営業活動を行っている。

宗教では信者や檀家になってもらうために営業を行う。宗教上の営業は多くの場合「布教」と呼ばれる。
ボランティアでは寄付を集める活動を行う。これもやはり営業である。

宗教では何かを売るのではなく、宗教そのものに参加してもらう。参加してもらうために営業する。
ボランティアでもやはり何かを売るのではなく、寄付してもらうために営業を行う。
企業では商品を利用してもらうために営業を行う。

宗教・ボランティア・企業の3つのケースで「売る」ことは共通していないけれども、別の共通点を見つけることはできる。
それは「~してもらう」 というところにある。宗教に参加してもらう。寄付してもらう。サービスを利用してもらう。
この「~してもらう」 というのが、営業の本質の1つ目となる。
営業では、どのようなケースでも、どのような商品や目的であっても、業種・業態を問わず必ず「~してもらう」 という共通点がある。

と言うと、こんな疑問が湧いてくる。

1.「良い人材に会社に来てもらうために引き抜くのは営業ですか?」
2.「行政が大企業の工場を誘致するのは営業ですか?」
3.「お客が水道工事を頼み、作業員に来てもらうのは営業ですか?」
4.「好きな子に付き合ってもらうよう告白するのは営業ですか?」
5.「毎日の食事のために、八百屋で野菜をわけてもらうためにお願いするのは営業ですか?」
6.「定期的に不要なパンの耳を、パン屋にわけてもらうのは営業ですか?」

1から3は営業。4と5は営業ではない。6は状況によって変化する。

明日また、順番に見ていくことにしよう。

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