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自分を自分で育てる

大人のアドバイスはほとんど意味がない


正直言って
大人のアドバイスは
時代遅れです。

だから
大人の言うことを素直に聞く
「賢い子」ほど
社会に出て苦労します。

そういう意味では
ロクデナシの親を持つ子は
一歩リードしているといえます。

大人のアドバイスは
なぜ時代遅れなのでしょうか?

3つの事実が
その答えを示しています。


1つ目は、時代を見ればわかります。

例えば
昭和の初期に
小説を読んでいる子供は
「そんなものを読まずにしっかり勉強しろ!」
と言われました。

家庭用のゲームが普及していない時代には、
「漫画ばっかり読んでないで勉強しなさい」
と言われていました。

誰もが自分のゲームを持つようになると
「ゲームばっかりしていないで勉強しなさい」
と言われます。

しかし。

小説からは人間性や、善悪や、感情を学びます。
漫画からはイメージ力や格言やストーリー性、ドラマを学びます。
ゲームからはクリエイティブ性、創造性、集中力を学びます。

要するに
大人は時代に遅れているので
それを知らないのです。

勉強はした方がいいかもしれません。
しかし、漫画やゲームをやめることは
自分の将来をつぶすことと同じです。


2つ目は、
大人はなんとなく正しそうなことを
もっともらしく言うということです。

例えば
せっかく乗り気になって勉強していても
音楽を聞きながら勉強していると
「集中しなさい」
と言います。

なぜそんなことを言うのかというと、
子供の頃自分もそう言われたし
ちゃんと勉強していないように見える(だけ)からです。

正直それは、子供の未来を奪うアドバイスです。

いまどき、
同時に2つ以上のことを
集中してこなすことができない大人は
社会では脱落者です。

「~しながら」というのは
うまく物事を行うコツをつかんでいるのです。

それを大人の「なんとなく」で
強制されるのはたまったものではありません。
大人の「なんとなく」は
自分の経験であることが多いので
時代遅れなのです。

でも、多くの大人は
「なんとなく」で物事を決めつけて言います。
そこが厄介でもあります。


3つ目は少し難しいことを書きます。

これから20年ほどで
人口構造が大きく変わります。

20年、というと長く感じますが
今の子供が大人になって
バリバリ働く頃のことです。
その頃には、70代以上の働かない人が増え、
若者が減ります。

若者が減るということは
労働力として若者は重要になるということです。

単純作業など
技術を必要としない仕事に
若者を回すことができなくなります。

逆に言うと
若者は他の人が持っていない知識を身につけ
それによって
成果を出すことが望まれます。

そうでない若者は必要とされなくなります。

なぜなら
単純作業は海外の労働力や高年齢層でまかなうことができ、
特別な技術を必要としない作業は
海外に委託することができるようになるからです。

大人は
良くも悪くも
今生きるのに精一杯です。
だから、今のやり方を子供にアドバイスします。
そして
それは時代遅れの考え方です。


大人の言うことが正しいこともあります。
それは
アドバイスとして受け入れて構いません。

けれども、
結局自分が自分らしく生きていくには
自分の強みを知り、
強みと強みを掛け合わせ、
それを正しく生かす方法を学ぶしかありません。

例えば
霊が見えるというのは
大人に言わせれば何の役にも立ちません。
むしろ、気味悪がられ、否定されます。

しかし
霊が見えるという強みと
人を思いやれるという心、
それから
人の話を聞くのが楽しい
という人間味を活かすことができれば、
誰も真似のできないカウンセラーや
アドバイザー、本の著者、占い師などに
なることができるわけです。


自分だけの強みに早く気がついた人は
その後の人生を良くできます。

不幸なのは虐待する親がいるからではなく、
孤児だからではなく、
何のためにどうやって生きていったらいいか
わからないからです。

そんなものは
自分だけの強みを正しく理解すれば吹っ飛びます。

自分だけの強みを知る方法は
2つあります。

1つは感覚的な方法。
1つは理論的な方法です。

どちらを使うか、両方試すかは
それぞれの自由です。


感覚的な方法

人に色々と褒めてもらうようにします。
「私(僕)のいいところってどこかな?」
と聞いても構いません。

恥ずかしければ、
相手のいいところをよく考えてそれを伝え、
「私(僕)にも何かいいところあるかな?」
などと聞いてもいいでしょう。

そして、
褒められた中で

「え?意外だな」
「そうかなぁ???」

と思ったものは
あなたにしかない自分だけの強みです。

「え?意外だな」と思うのは
無意識で当たり前のようにやっているからです。
つまり
それだけのレベルでできるということです。
他の人が努力したり意識することを
自分はサラっとできるわけです。

「そうかなぁ???」と思うのは
心の中で、
「それは当たり前だし、みんなできるでしょ」
と思っているからです。

ところが、
それは当たり前ではなく、みんなできないのです。
そう思っているのはあなただけで、
自分で自分の強みに気がついていないのです。


理論的な方法を見てみましょう。
フィードバック分析という方法です。

自分が計画したり、
何かをやろうとしたときに
詳しく紙に書きます。

こうやるんだ、ああやるんだ、
そしてこうなるんだ
ということを書きます。

そして、封印します。

半年か1年たったらそれを開いて、
最初思ったことと、現実の
どこがぴったり一致して、
どこが全然ダメだったか
を確認します。

ぴったり一致したところが強み、
全然ダメだったところが弱みです。

私たちは
弱みを克服しようとしますが、
それを行ってはいけません。

強みに注目し、それに気がつき
伸ばすための方法です。

何かを行う前に必ず紙に書いて
半年、1年後に
このフィードバック分析を続けると
かなり正確に自分だけの強みを
理解し、生かすことができます。


自分だけの強みは、1個ではありません。
1個だと意味がありません
他にできる人もいるだろうからです。

何個かの自分だけの素晴らしさを発見したら、
それを組み合わせたときに
何ができるかを
考えたり、
イメージしたり、
創造したり、
書いてみたり
することです。

古い大人のアドバイスよりも、
自分の力を信じて生きていく方法です。

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