Esmose

コラムを読む

強く生きる自分を作る

相手の支配したい気持ちに負けない


「お前のためを思って言っているんだ」
こういうウソに負けてはいけません。

僕は言葉の心理学をやっています。
使う言葉で、その人が本当は
どういう性格の人か
どういう気分でそれを言っているのかが
わかります。

「お前のため」
という言葉には、

「お前のため」に『してやっている』という
心の状態があります。
『してやっている』って誰が頼んだよ?
という話です。

『してやっている』という心理の裏には
『だから、感謝しろ』という心理があります。
それを、感謝されずに反抗されると
理不尽にも怒り出すのです。

でも、本人は
相手が理不尽だと思っているのです。


人が人に対して何かを
『してあげている』『してやっている』
というとき、
それは相手のことを思ってやっているのではなく、
自分の欲望のためにやっていることがほぼ100%です。

欲望というのは、

支配したい欲望
それによって安心したい欲望
自分の力を示したい欲望

などです。

大人は意外にバカになることでもあります。

子供ならそう言われた瞬間に
「ウソだ。僕(私)のために言ってるんじゃない」
ということが感覚でわかります。
でも、それがどうしてウソかをちゃんと説明できない。

大人は、
もっともらしく説明する力があるので、正しく見せたり、
大人は、
お金や社会の信用などの力があるので、逆らえない
というだけの話です。


しかし、
それはそれで結構重要です。

親も人です。
支配したがったり、
自分の安心を買いたがったり、
力を示したがったりします。

そして、それを正当化します。

何が結構重要かというと、
それがわかっていても、
自分の方が正しいことがわかっていても
なかなか反対はできないという現実があることです。


僕は15歳の頃からファミレスでアルバイトをしていました。

母親は、
そのファミレスの店長によく電話をしていました。
「夜10時までにはきっちり帰らせるように」
「1分たりとも遅れないように」
「変な付き合いはさせないように」
などなど。

バイト先での僕の人間関係や
人としての信用はがた落ちでした。

しかも周囲も「大人」なわけですから、
その母親の意見に無条件で従います。
正直、バカばっかと思いました。

しかし、なかなか反対して自分の思い通りにはできないのです。


それでも、
こういう場合にできることはあると思います。

僕は、

バカな大人がどんなかを覚えました。

そういう世界では生きていかないと誓い、
高校を卒業したら家を出ると決めました。

効果的に反抗して、自分の思い通りにするには
どうしたらいいか知恵を絞りました。

その支配を無効にするために
2年間無視を決め、最後には自分の思い通りにしました。

これは、僕のやってきたことです。
もう少し大人な考えができれば、

会話で相手の欲望を満たした気にさせるスキルを学ぶ

相手がNOと言えない偽善で受け答えする

ということもあるかもしれません。

また、
個人的にはオススメしないけど、

相手の気持ちを聞いてあげて、一緒に解決してあげる

という天使的なことも学べるかもしれません。

どうして個人的にオススメしないのかというと、
それをやっても変わる保障はないし、
1人の人間がそれをやって変われるくらいなら
とっくに変わることができているはずだからです。
いい大人なんですから。

試してみたい人は、試して良いです。
それもいい経験になります。


結局、
虐待する親や、支配したい親を持ったら
それはそれでしょうがないことです。

他人と比較したら「不幸」かもしれませんが、
自分にとってはそれが「普通」なのです。

自分の「普通」を
どのように経験し、
どのように生かし、
どのように変えて行くかを

自分の頭で考え実行するしかないのです。
機が熟したら逃げても構わないのです。
または、奴隷のようにあきらめて
毎日下を向いて生きるしかありません。

何を選ぶかは、最後には自分次第なのです。

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