幸せ系は「今」を大切にできます。
「今」幸せであるということが幸せ系の価値観です。
でも、その「今」は何によってもたらされているのでしょうか?
自分と自分以外の人の協力の結果、「今」という世界があるはずです。
その世界で「今すぐ」幸せを感じられるということです。
それはつまり、「今」という世界に対しての受け身でもあります。
これが成功系なのであれば基準が「未来」にあるので、
「未来」を得たり作ったりするためには能動的でなくてはなりません。
ここから、幸せ系は受動的、成功系は能動的な傾向が強いといえます。
幸せ系タイプが仕事を行うとき、
幸せを維持しながら仕事を得たり職場で働いたりするには、
能動的ではなく受動的である必要があります。
それもただの受け身という意味ではなく、「積極的受け身」である必要があります。
私たちは学校教育や社会人教育、または社会的な経験によって
「能動的であることはいいことだ」という思い込みがあります。
何かをやろう、何かを得ようと思ったら
「能動的にやらなければならない」とすら思っています。
けれども、物事の中には
「受動的であればうまくいくこと」や「受動的だからこそ得られるもの」というのが
ちゃんとあります。
幸せ系タイプはこの受動的であるからこそ得られるものが得意なのです。
だから、どのような能動的な方法を取り入れるかではなく、
どのように受け身であればより上手くいくのか?
というところに取り組んでこその幸せ系であるといえます。
積極的受け身というのは、
自分らしい幸せ系のスタンスをしっかりと築いた上で、
そういう自分があることを知ってもらうことです。
知ってもらわなければ
そもそもそういう人がいることすらわからないのだから、
人から声をかけてもらったり、仕事をしてほしいと言われようがありません。
自分がどのような素晴らしい幸せオーラを持っているのか、
発揮しているかということを「なるべく多くの人に知ってもらう」というのが
積極的受け身による「仕事の探し方」の第一歩です。
積極的受け身は、最初に一度積極的に知ってもらい、
その後声をかけてもらうかどうかは
受け身の態勢を持っておくというスタンスです。
知ってもらう人が多くなればなるほど、
自分とうまくマッチする人が声をかけてくれる確率も高くなります。
これが受け身を促進する積極的受け身のやり方です。