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カッコいい大人になるヒント

自分の子供は、岡崎で生む


親に虐待を受けて育つと
自分が親になったときに、自分の子供を
虐待する可能性は90%だという
数字があるようです。

孤児院で育った子が、子供をあまり愛せない
確率も同じです。

同様に、
愛情たっぷりの家庭で育った子供は
自分が大人になったときに
愛情たっぷりの家庭を築く確率が高いそうです。

 


 

これは全部が事実ではないにしても
(特に90%という高数値)
心理学で説明できる正しい考え方です。

しかし。

統計というのは一般論です。
一般論というのはどういうことかというと

何もせず、
何も考えず、
自然任せでそのまんまに生きていくと
そういうふうになってしまいますよ

ということです。

だから、仮に90%の人がいい親になれなくても、
自分はいい親になればいいだけの話です。

 


 

ところが。

僕なんかはまさにそうですが
自分の子供に愛情たっぷりかけて育てることができる
自信があるかというと、全然ありません。

最終的には、親はいなくても子は育つし、
自分なりの愛情表現を精一杯やればいいわけですし
何も自分を追い詰める必要があるとも感じていません。

大人になったときに同じように感じる人もいると思います。

そこで子供ができる前から僕が行っているのは、
心と頭の準備をするということです。

 


 

正直、僕は子供が嫌いです。
だってワガママだし、頭悪いし、自分中心だし。
しかもその面倒を見るなんてゾッとします。

しかし、だからこそ準備をはじめています。

現在では、
障害のある子供のサポートなどを行っている
僕が尊敬する先生は子育てのケースを
数え切れないほど見ています。

その先生から話を聞くことで安心することができます。

なぜなら、
自分がムカッと来るのは
虐待をした親と同じことをしているのではないか?
という疑問が心の中にあって
「もしそうだとしたらとても怖いな」
と考えてしまうからです。

けれども、その先生の話を聞くと
そういうことはどの家庭でも起こっているんだな、とか、
そういう場合はこうしたらいいんだな、とか
そういうことがわかってきて、安心できます。

 


 

それから、友人が出産した病院を見に行ったことがあります。
愛知県の岡崎市というところにその病院はあります。

自然分娩といって、
昔の人が行っていたままのやり方で
子供を生む方法を行います。

それだけじゃなくて、
昔の女の人が妊娠中でも行っていた
炊き出しや薪割りなどもできるようになっているし、
出産後はすぐに子供と一緒に畳部屋に布団の個室で休養します。

その病院の先生の考え方は「自然が一番」。
いい子が生まれるに決まっています。

 


 

イヌでも、生後3ヶ月は親と一緒にいたほうが
大人になってから精神的に安定するらしいです。

人間は3歳までとよく言われます。

そういった正しい知識も、
この岡崎の病院では学ぶことができます。

ハッキリ言って、
虐待を受けたり、孤児であったことは有利です。
他の人が何も考えずに、
適当に子供を作って、適当に悩んで育てているよりも
僕たちは子供ができるもっと前から
真剣に向き合って、考えることができるのです。

この岡崎の先生は70代です。
後継者がいません。

先生が生きている限りは、
この病院で子供を産もうと思っています。

 


 

興味のある方はこちらの本を。
お産!このいのちの神秘―二万例のお産が教えてくれた真実

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