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3世代経った自己啓発

自己啓発は外から内に流れている

「人間関係」「精神世界」「幸せ」など、人間の根本に関わるジャンルが生まれると、必ず「これからは成功や自己啓発ではなく、もっと本質的な時代になる」と多くの人が言います。
しかしそうなったことは一度もありません。
むしろただの流行で終わることがほとんどです。

これら亜流は、いつも自己啓発が転換する合間に「疲れ」を癒すために生まれます。
疲れが癒されたら人は自己啓発に戻っていきます。

ただ、前と同じ自己啓発に戻るのではありません。
少し学習し、以前よりももうちょっとだけ賢い方法を見つけます。

それを「外の世界」と「内の世界」に分けて説明することができます。


 

第1世代は考え方も行動も、成果も全て成功者を基準にデータを取るといった、全て基準が「外の世界」にありました。
「成功者はこうやっている。だから自分もこうやるべきだ」という考え方が主流でした。

これが第2世代に入ると、考え方と成果は外の世界にありながら、行動だけが「内の世界」に入りました。
「これまでは成功者の方法をやっていたけれども、その方法はもっと効率的なものがあるはずだ」ということで、様々なスキルが生まれました。

さらに第3世代(つまり現在)になると、「内側の世界」に行動だけではなく「考え方」が加わるようになりました。
「他人がうまくやった方法を見直し、人間のメカニズムを取り入れたほうがいいのではないか?」という考え方にシフトしました。

成果は相変わらず「外の世界」にあり続けていますが、成功の定義は少し変わりました。
大企業、有名人、ミリオネアーになることを成功と呼ぶのではなく、もっと多様な成功の考え方に変わりました。

こうして自己啓発は、最初完全に「外の世界」にあったものが、年月を経て転換を繰り返す度に「内側の世界」に移行してきたのです。

これが、自己啓発の現在までの流れです。

それぞれの世代の間に「疲れ」が生まれるということを書きました。
この「疲れ」は一体なぜ生まれるのか?ということこそが、このコラムで明らかにする「自己啓発がうまく機能しない理由」です。

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