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自己啓発

自己啓発 – 導入


私の自己啓発は文化の体験と歴史からの学びでした

はじめて「自己啓発」と呼ばれる分野の本を読んだのは18のときでした。
カーネギーの名著「人を動かす」と「道は開ける」。読んだ場所はオーストラリアでした。

こんな本を読んだことがなかったので、とても驚いたことを覚えています。
けれども、その頃の私は2つの取り組みに一生懸命で、自己啓発によって自分を高めようとは思いませんでした。
1つは海外という別の文化、別の人、別の考え方を経験すること。
もう1つが歴史を詳しく学ぶこと、でした。

どちらも長い時間をかけて本気で取り組んで、海外生活は計4年。3カ国に住み、20カ国を訪れました。
年齢的にはちょうど大学生としての生活を送る4年間です。
卒業証書もなければ、就職に有利になるわけではありません。
それでも私は、高校を卒業してすぐ海外に出て行きました。

歴史の勉強は日本史、中国史、西洋史を中心に、そこに存在した人々の叡智とか愚かさをよく学ぼうとしました。
国内でも海外でも、学んだ場所はできるだけ自分の足で訪れて体感するようにしてきました。

この2つの経験が、私の自己啓発に大きな影響を与えてくれたと思います。

自己啓発では成功しないという疑問

自己啓発という分野が体系化されていて、本や教材がたくさんあると知ったのは自分でビジネスを起こしてからです。
先輩経営者に勧められて、はじめて自己啓発書を読みました。
その後数十冊を読みながら感じたことは、「書いてあることは良く、生きるヒントに満ち溢れている。けれども実際には役に立たないのではないか?」ということでした。

自己啓発に真剣に取り組んでいる人と知り合って、詳しく話を聞いてみるとその考えはますます確信に変わってきました。
そもそもほとんどの人は自己啓発マニアであっても、成功者ではありませんでした。
彼らの言っていることは素晴らしく、人脈もあり、勉強熱心でしたが、それだけでした。
そしてそもそも、成功者といわれる人のほとんどは自称成功者で、そういう人ほど自己啓発の教えを一生懸命説いていました。

早い段階で、その世界そのものには興味がなくなりましたが、ではどうして多くの人がスキルやメソッドに頼り、そして全く成功しないのかということが気になりました。

その疑問の延長線にあるのが、このコラムで書いていることです。

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