Esmose

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親について

親のいない子、虐待する親のいる子


4年くらい前に、養護施設で育った人に会いました。
(30代男の人)
その人は、まだ赤ちゃんの頃に捨てられて、
養護施設で育った人です。

その人は、立派な大人とは言えない人でしたが、
自分ほど不幸な人はいないと思っているようでした。

自分にも親がいたら・・・と思ったことは
何度もあったに違いありません。


僕は虐待する母親と18年間一緒に過ごしました。
「こいつさえいなければ」「死んでくれれば」と何度も思いました。

今でも、その頃の気持ちにウソはないと、
ハッキリ言うことができます。

さて、
「はじめから親がいなくて愛が欠乏している人」
と、
「虐待する精神異常の親とずっと過ごす人」

どちらが、より不幸でしょうか?


どちらも、不幸といえば不幸です。
どっちがより不幸なんてことはないでしょう。

けれども、どっちであっても
ハッキリしていることがあります。

はっきりしていること

それを乗り越えると、他の人より明らかに強くなる

そして、人の気持ちがわかる人間になる

ということはわかっています。


「俺の方が親がいなくて不幸だ」
「私の方が毎日虐待されて不幸だ」

と言いたい人は、
不幸合戦をやってればいいと思います。
ずっと。

目の前に不幸な現実があるということは、
実は、

人よりも幸せについて考えるチャンスを先に手にしている

ということです。
僕は、10歳か11歳の頃これに気がつきました。

でも、不器用だったので、
それから何年かはだいぶ苦しみました。

けれども、いまではそこらの誰よりも
ちゃんと幸せを説明できるし、
いろいろと経験もしてきました。

これからも、もっと幸せになると思います。


そういう頭のスイッチを入れることができない人は、
気の毒だけど、
一生不幸を背負って生きていくんだと思います。

どっちがいいか、自分で選べるということに気がつこう。

「そんなこと言ったって、自分は今すごく不幸なんだよ。この気持ちは誰にもわからない」
と、言ってる人。
あなたは、たぶんそれをやめるまで不幸です。

残念だけど、そういうものです。

しばらくは不幸のままでもいいと思います。
それに飽きたら、幸せについて
一生懸命考えて実行すればそれでいいんです。

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