Esmose

コラムを読む

2章 - キジバトを探す

強み発掘法その6 – 霊視という感性に頼る

 

強み発掘の最後の方法は、霊感のある人に霊視してもらう方法である。

論理思考の人や見えないものを信じない人には受け入れがたい方法かもしれないが、強みを様々な角度から検証する中で、精神世界や霊の世界のことを学び体験して、省くわけにはいかないという結論に至った。

霊視の代表的なものは、オーラの色、守護霊、前世と気の大きさの4つを見ることだが、強み発掘には特に最初の3つを応用する。

オーラの色はその色が何色であるかによってその人の持つ特性を表している。
たとえば赤は情熱・勇気・表現力、白は人を癒す力・鋭い観察力・几帳面さ・シャイといった具合である。

守護霊はそれぞれの人が持っている特性がある。
元々は生きていた人が守護霊となってついてくれているのだから、その人が生きていたときの人格や個性を今の自分が使うことができる、と考えていい。
芸術家がついてくれているのなら直観力に優れていたり、美しいものを捉える心を持っていたりするだろうし、武士がついてくれているのなら戦いに負けない強さを発揮する。
これが守護霊の特性がそのまま強みとなって表れる例である。

前世はいくつかあるというのが定説で、現世は前世の経験を蓄積して生まれるとされている。
科学的論証では出産時にのみ脳内に発生する化学物質が前世の記憶を消すのではないか、と真面目に語られている。
ともあれ、前世でやり残したことをやりきるため、あるいは蓄積された経験の延長にあるものを得るために現世に生まれた意味があると考える。
ということは、現世での役割を果たすために必要な力こそ備わった強みであると考えることができる。

たとえば前世で多くの人に親切にしてもらった人が、現世では人に尽くすための役割を持って生まれてくることがある。
その人の強みは人と接することであるかもしれないし、人の話を聞くだけで相手が癒されてしまうという強みかもしれない。

私の知るある霊能者は実際、旅行などでどこかの大きな寺に行くことがあると高僧がその人の元にやってきて「君は自分の役割をわかっているね」と言われるという。彼は霊視することができ、その人の現世での役割や、行うべきことを瞬時に理解する。
オーラ、守護例、前世などからその人の特性(や強み)を判断することができる。その彼の強みは霊視ができることの他に、強力なカリスマ性と相手にアドバイスするときの絶対的な安心感である。

その彼にして、その強みに気がついていない頃の素行はひどく悪かった。
小学校低学年の頃に上級生数名に呼び出され「ナマイキだ」と言われては返り討ちにした。
先生が褒めてくれても、その強みにうまく対応できなかった頃にはその先生が職員室で自分の悪口を言っている姿が視えて人を信用しなくなった。

彼は霊視できる強みを持っていたために、そしてそれを使うことができたために暗い時代も過ごしたが、結局強みを生かす方法を知り、今では自分にしかできないことを行っている。

インチキではない霊能者を探すのは、これまでこの世界に接点のない人にとっては結構困難な作業だ。
しかし「強みを発掘する人」よりは探しやすい。

なぜなら霊感や霊視を使うことができる人の間では、その理論が明確に定まっていて、同じ物を視ることができる人がいるということがわかっているからである。

実際「類は友を呼ぶ」という状態で、霊能力のある人の周囲には同じような力を持った人が集まる傾向がある。

ただ未開拓の分野から、さらに未開拓の「強み」を探るのは、わからないことが多すぎる。
あまりこの世界のことを知らない人は少し勉強してから踏み入った方がいいかもしれない。

 

トップに戻るボタン