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自分を自分で育てる

1番に2番をしない


勢いがついているので、連続で書きます。
ちなみに、こどもの日であることと
ブログが更新されることは
何の関係もありませんので悪しからず。

1つ前の「大人のアドバイスはほとんど意味がない」も
この「1番に2番をしない」も
新しいカテゴリ『自分を自分で育てる』です。

普段よく大人に対してする話ですが、
そういう方法は子供こそ早く知って、
自分なりに生かしたほうがいいと思っています。


「1番に2番をしない」というのは
それだけでは何を言っているのか
さっぱりわかりません。

これは、夏休みの宿題を想像すれば
簡単にわかります。

夏休みの宿題はイヤなものです。
ついつい後回しにしてしまいます。
そしてよく、
「宿題を片付けてから遊びなさい」と
親や、学校の先生や、施設の先生は言います。

それをやめようよ、と言うことです。


確かに、何もすることなく、
ただ単にダラーっとして
宿題をしないとしたら
問題があるかもしれません。

けれども
長い休みがあるからこそ
普段できない「1番したいこと」を
思う存分できるはずです。

チャンスがあれば、
そのチャンスを最も活かすことのできる
「1番」をやった方がいいに決まっています。
けど、多くの人は
「2番」や「3番」を先に片付けようとします。


夏休みに限らず、
こういう習慣のついてしまった人は、
将来もそういう人生を過ごします。

自分のやりたい仕事がある人は
でも、

「スキルがない」とか、
「経験がない」とか、
「学歴がない」とか、
「お金にならない」とか、

そういう
ネガティブなところを見つけ出して
だから

「スキルを身につけるのが先」とか、
「まずは経験して実績をつける」とか、
「学歴がないから無理」とか、
「生活ができないから、それはできない」とか

そういうふうに決め付けるクセがつきます。

いつの間にか
自分の1番はハナっから手に入らない
という脳ミソになってしまって、
いつでも2番や3番を選ぶようになってしまいます。


これは
夏休みの宿題や
将来の仕事だけの話ではありません。

実際に、
自分が理想とする女性(男性)と
お付き合いするのはしょせん無理なので
そのちょっと下あたりのお相手と
嫌なことがあっても我慢してやっていこう・・・
と考えているカップルや夫婦は多いのです。

笑い事ではありません。
本当のことです。


よく考えると、
いや、よく考えなくても
これは恐ろしいことです。

1番を1番に選ばなくなるのは、
子供の頃にそういう習慣がついてしまうことが
最も大きな原因です。

気に入らないことがあると
すぐに感情を爆発させる
バカ親が親だと、余計にそうなります。

または、孤児院では
1番をいつも1番とは言えない状況もあるかもしれません。

そういう意味では、
虐待する親がいたり、孤児の子は不利です。

けれど、実は
どの家庭も似たり寄ったりで
1番を1番に選んじゃいけないという習慣は、
虐待や親がいないこととは関係がありません。

頼りになるお父さんや、思いやりのあるお母さんのいる家でも
まあ、
同じことが起こっているわけです。
「まだ小学生だから」とか
「わがままばかり言ってはいけない」とか
そういう理由で
1番は封じ込められているのです。


人は毎日、
何かを選んで生きています。

今日歩く道はこっちの道にしようとか、
今日はちょっと肌寒いからこの服を着ようとか、
机の上が散らかっているけど片付けは明日にしようとか、
昨日あの子と絶交したから今日は話さないとか、
そういうことを毎日選んでいます。

1番を1番にするというのは、
何も1番を取れということではありません。

それではただのわがままです。
1番を選ぶことはできるんだよ、ということです。

1番を1番にするというのは、

2番、3番を片付けないと
1番は手に入らない

という考え方をやめて、

1番を1番良く手にするためには
どうしたらいいだろう

と考えることです。
それと、

1番は手に入る。
ひょっとしたら難しいかもしれないけど
不可能ではない。
「難しい」ことは問題ではない。

という考え方のことです。


1番大切なものを1番に大切にする人は、
2番も大切にすることができます。
3番も4番も大切にすることができます。

だから、
自分の好きな女性(男性)を大切にしながら
自分の人生も
自分の友達も
大切にするということができるんです。

1番が何かは人によって違います。
時と場所によっても違います。
けれども、
心の中に1番があることはあるんです。

それを大切にできる人は
自分にも人にも優しい人です。
自分の1番を大切にできるのだから、
人の1番も大切にしようとするからです。

そんなに優しい人は
それだけで生きている価値があるのです。
自信を持っていいんです。

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