自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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「うまくいく」「自分を生かす」よりも大切なこと


人はなぜ甘えるか? 答えは強みにあったのつづき。

上手くいこうとすると強みを使う。
自分を生かそうとしても強みを使う。

強みを使うと何とかなるので甘えが出る。

上手くいくこと自体。自分を生かすこと自体が甘えを生む。

それを回避するために
自分を超える基準を持つ必要がある、とひとつ前のコラムで書いた。

「自分を超えていく」なんていうと、どうしても根性論が思い浮かぶ。
でもそうではない。

上手くいくことも、自分を生かすことも
どちらも何かの結果がある。成果という。

成果を出したり、成果を出そうとしたり
成果を出せない自分をどうにかしようとすると
たちまち甘えの構造が生み出される。

自分を超えるためには、成果を目指してはいけない。
成果に関わる何かがあってはならず、
成果・・・結果やゴールや目的があってはならない。

成果を向くのではない。本質を向く。
本質というのは

人間が関わる人の知覚の中で
それが本当に本当のことであるとできるもの。

自分を生かすというのは前提が関わり、間違うと二次になる。
うまくいくというのは世界観が関わり、間違うと逆次になる。

自分と自分の人生を両立させて運ぶ上で
自分にとっての本質は何か?
自分自身を生かしきり、自分の人生の最高を超えるために
自分が選ぶ生き方は何か?

を問わなければならない。

答えは人によって異なる。

最も簡単なのは、自分の資質を超えること
強みを超える。優しさを超える。センスを伸ばし続ける。
愛と自由の分量をいつまでも増やし、両立もさせる。

こういうのは個人の「できる」ことと関わっているので
自分で伸ばすことができる。

人生にはそれを満たす上での良いことと望まないことが必ずある。誰にでもある。
その両方を併せ呑む。清濁併せ呑む。

そのひとつひとつの全てが自分の人生を創ると理解し、
成果とは関係のないところも、成果を目指さずに
自分にとって本当に大切なことをやり続ける。

自分にとって本当に大切なことは変わる。

変化することもあるし、
なくなり、新しくなることもある。
保留にして違うものが必要になることもある。

人生は一定しない。変化する。
その全てを呑み、ただし、自分にとってそのときに大切なことは絶対に曲げずに行う。

この「自分」と「人生」の組み合わせで自分が作られる。
当然こういう人に甘えはない。
そして
強みも成果も重視しない。

「そういうものだ」という認識しかない。

「そういうものだ」がそういうものとしてあるのなら
じゃあ次どうするんだよ?と考える。
この考え方が「自分を超える基準」になり、
この考え方の軸が「本質」を拠り所にする。

だから誰もが本質は何か?ということを問い続けなくてはならず
ほとんどの場合で答えはすぐに出ず、
すぐに出なくても、自分を超え続けなければならない。

本質は常に、
「うまくできる」「自分を生かす」からは遠いところにある。
本質を使わなければならない。
自分を超えなければならない。

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