自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

HOME / コラムを読む

「うまくいくこと」と引き換えに可能性をつぶしている


人の「うまくいかなければならない」という視点は強い。
何も日本人だけに限らない。人類共通と言ってもいいと思う。

うまく行くための貪欲さによって科学も文明も進歩してきている。
だが同時に制約と枠組みが作られ、多くの人が
上手くできなければ自分には価値がないと無意識の恐怖におびえる。

うまくできることが自分の可能性を殺す。
誰も最初から上手くできない。
誰も最初から上手くできることに価値を感じない。

下手を克服して上手くできるようになることに喜びを感じ、
その時間をムダに過ごす。

最初から上手くできることを強みという。
うまくできる人は強みを使う。
強みによって自分を作り上げる。

それが最後、強みによってしか自分を運べなくなる。

失敗が糧になるというのはウソだ。
失敗はタダの失敗に終わる。ムダにしかならない。

だが、上手くいくことではなく
可能性を追求するという視点で見たとき
成功も失敗も消える。
何がどのくらいどうなるのか?という視点だけが生きる。

たとえば10回離婚していてもそれが失敗とするのは常識観でしかなく
10回の離婚にも人によって様々な形がある。
成功でも失敗でもないことがある。
逆に1回の結婚が上手くいっているというほとんどの人が
妥協と根源的な諦めから「上手くできる」ポイントを見出し
自分の心をごまかしながらこれで満足という。

そこに自分の可能性はない。
自分は死んだ。

ちなみに、有り余る本当の幸せも可能性を閉じる。
それも「上手くいくこと」によって作られている。

上手くいくことが無意識で組み込まれている時点で
どのような物事も可能性は限定されているか
既にこれ以上伸びないぐらい死んでいるかのどちらかになる。

このことを知らない人が多い。

可能性を取りながら、成功や幸せもできるということを知らない。

可能性を取るということが自分の場合は何か?
ということをもっとよく知る必要がある。

トップに戻るボタン