自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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「するようになる」から「なるようにする」へ


こちらは2009年12月13日に掲載されたコラムです。

昨日の強み発掘のフィードバック会に参加された岩本浩一さん の
物事を運ぶやり方、捉え方が僕から見ての理想だったので紹介してみようと思います。

転機が訪れたり、自分の方向性がある程度決まってくると「何をするのか」ということが明確になってきます。
その路線からまるまる外れたことはしなくなるし、行動は絞られていくようになります。
絞られてくると集中するようになるから、物事の成果を導きやすくなります。

この段階で分散していた方がリスクが少ないとか、収益源は複数あったほうがいいとか言わないことです。
やってもやってもうまくいかないスパイラルに入ってしまいます。

絞って「する」ということを行うことで、結果として「なる」状態を得ることができるようになります。
するようになる、という最もシンプルな形です。

するようになる、と
今度はさらに成果を上げるために色々と付加していくようになります。
つまり、さらに「する」ようになります。
さらに「なる」ようにもなります。

ある程度付加していくと、今度はお荷物になったり役に立たないものが出てきます。
高率が悪くなり、費用や労力に対して成果が見合わなくなってきます。
そういうときに真っ先にやることは捨てることです。

シェイプアップする。

シェイプアップして、どんどん捨てていくと
こんなにもやらなくて、同じ成果が出る・・・・という状態が見えてくることがあります。
そうなったときはじめて、「なる」が先行して「する」を超えます。
その後の行動は「なるようにする」に変化していきます。

「なる」という状態を得るために、「する」という物事を使うようになると、
物事がスムーズに運ぶようになります。

全てをコントロールして、自分の思い通りにやりたい人にこの方法は向きません。
そういうひとは「するようになる」力を使って物事を進めようとします。
する→なるの構造世界で生きているからです。

これは予期せぬ成功を記録してみるとよくわかりますが、
成果は自分が予想しているものよりもはるかに多く生み出されています。
自分が生み出す成果よりも、常に自分が自分を評価している部分の方が小さいわけです。
コントロールしたい人・・・する→なるの人・・・は、この小さいものを基準にして物事を進めるので
自分が認識できる範囲内の成功しか受け入れる素地がありません。

力を入れずに、うまく行く方法だけを残していくなる→するの人
物事がそうなっていくことを優先し、自分のコントロールや欲求を重視しません。
ゆるい人がうまくいく構造はこのあたりにあります。

なる→するができるようになるためにはいくつかのステップと条件があります。

【ステップ】
1. する→なるによって成果を生み出している
2.. 必ず捨てるというプロセスを踏む。ただし成果は落とさない
3. なる部分にフォーカスしてすることを残していく
4. さらになるためのことをする

【条件】
・ コントロールや欲求を優先しない
・ 「捨てる」を行った後、さらに「する」ことを考えない。「なる」ことにシフトする
・ 自分の知覚できる成功よりも、成功している事実を見ることができる
・ なる→するに転化するときに、ゆるい状態や脱力、ヒマなことに危機感を覚えない
・ いきなりなる→するだけを考えて行動すると、成果は打ち出すことができても、人間的信用はなかなか得られないことを知っておく

昨日強み分析をしていてこういうのが出てきたので、
なかなかうれしくて書いてみました。

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