自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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「今はそのタイミングではなかった」という結論のウソ


何かのタイミングが合ったり合わなかったりした時に、

「今はそのタイミングではない」という表現をする人はなかなか多いです。

かく言う僕もその中の1人で、

特にこの発言は、一度決めたら何が何でも達成しなくてはならないとか、

できない自分になってしまうのはまずいのでともかく結果を出さねばならないという人には、

ある一定の効果を出すことは明らかです。

現実は自分と外の世界のマッチングで作られます。

なので、タイミングを無視して自分の力で未来を作ることができる!

なんていうのは、欺瞞でも過信でもなく、ただただ残念です。

自分でコントロールできないものの要素が必ずあるのだから、

それを無視して何でも思えば願うとか、書けば適うとするのはかなりおめでたいのです。

なのだけども。

予想外の物事があるということを知って物事に挑むと、

今度は「今はタイミングではない」という方程式に依存する人が出てきます。

うまくいけばタイミング

うまくいかなくてもタイミング

「そういう時期」であり、「そういう風に物事はできている」というような、

分かった風発言は、聞いているだけでウンザリします。

はっきりと言えるのは、「時期ではない」という考え方はかなり正確だということです。

理屈を言えば色んなことが言えるのだけど

ここでは重要じゃないので書きません。

ここで重要なことは、だから何?ということです。

仮に。本当に今がタイミングではないのだとして、

人間には扱いきれない大きな力が働いているのだとして、

では「なぜ今タイミングではない」物がやってきたのか?ということを

考える・・・のではなく追求する、というのは現実に生きている人間としてなかなか重要です。

そしてそのほとんどの場合で、

やわらかい言い方をすれば「自分に準備ができていないから」タイミングではない。

ストレートに本当のことだけを言うと、

「あんたが今までやるべきことをやるようにやってこなかったので、タイミングがあんたを避けた」

ということです。

タイミングでない場合は、タイミングに嫌われたその人に問題があるのであって、

タイミングそのものが自分に一致しなかっただけ・・・・では全然ありません。全然。

ということは逆に考えると「やはりタイミングではなかった」という考え方は正しくて、

準備を適切に積み重ねてこなかった、自分を知らないあんたに問題があるので、

そのあたりをちょいとここらでどうにかした方がいいんじゃない?という意味でもあるわけです。

それを、

今の自分には目を向けず、タイミングと時機のせいにして現実から目をそむけているのなら、

それは「今はそのタイミングではない」というバイブルに依存しているだけであって、

めちゃくちゃ自分をないがしろにしているということです。

僕も「今はそのタイミングではない」という認識を持っていると書きましたが、

本当に「今はそのタイミングではないのか?」「自分のお粗末な結果なのか?」ということはもちろん、

「自分が理解できていない『なぜタイミングではなかったのか?』があるかもしれない」

という目線で物事を追うようにしています。

これをしなければ、目に見えない大きな力や、摂理などという、

本当に素晴らしい物事を持ち出して、自分を正当化&回避する@4のやり方をやっているということです。

安易に「タイミング」を持ち出すのはやめた方が無難です。

ここまでに書いた理由と、もうひとつ

どの道どのような結果になっても「それはタイミングです」というような答えになるのなら、

それこそ考える頭がないことを暴露しているようなものだからです。

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