自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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「何者になるか?」ではなく「自分は何者か?」


昨日の個別コンサルティングで口を突いて出てしまいました。

個別コンサルを受けたkanaさんも記事にしてくれているので、

「何者になるか?」ではなく「何者なのか?」について書いてみようと思います。



未来をイメージできる人はよく自分が何者になるかを考えます

クリエイティブなビジョンで、自分自身を高みに極ませようとします。

これは今の自分を否定している前提です。

そんなつもりはもちろんなくても、無意識でもう否定。

僕は「マイナスの世界が生まれた」と呼んでいます。

【関連記事】 マイナスの世界を生み出す、ポジティブな言葉

普通に考えてみても、今の自分がどのような人間か・・・・

どんな強み、ブロック、人格、資質、そして環境と人間関係を持ち合わせた人かということを知らなければ、

正確に未来をつかむことはできません。

いや、本当は知っていてもつかむことなどできない。

現実は内側の世界と外側の世界のマッチングで決まるからです。

自分にできることは自分を正確に知る(内側の世界)ぐらいのことで、

外側の世界をコントロールすることはできない。

「何者になるか?」というのは、

本質的に自分を知らないままに、希望や欲求、またはイメージやビジョンを使って

短期的に答えを導こうとする行為です。

人は明日答えがほしいから、または

人は拠りどころがあると安心するから、

何者になるかを設定しようとします。

「何者であるか」を知るためには、内省や自分を使った実験検証をしなくてはならず、

つまり時間がかかります

明日答えがほしい、拠りどころを探そうとする人に取っては回りくどい道のりです。

ので、よく避けられる。

自分が何者か?ということを知れば、その使い方・・・取扱説明書ができます。

取り扱い説明書は、その人が持つ機能を有効に使うためのガイダンスです。

ガイダンスを参考に、今日の積み上げから確実に未来を作ることができます。

自分が何者になるか?を考える人は、

機能を知らないままiPhoneをいじって、上手く使いこなせない僕のような人のことです。

取扱説明書を作り、守ることが重要なのではなく、

前提になるモノが何かを知らなければ上手くできるはずがない、ということです。

そしてそのモノは、希望やビジョンで得ることはできません。

自分を知ろうとする作業は、かなりの長距離走で

だから多くの人がチャレンジすることなく終わります。

追及する人も、内側の世界に入るだけ入って帰ってこない人がたくさんいます。

現実、外側の世界で生きているのだから、

そこで上手く自分を運ぶために内側の世界を明らかにします。

それをできた人だけが、

「自分が何者になるか?」を考えも、希望も、イメージもせずに

ただただわかるという状態を取れるようになります。

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