自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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「意味のある心配り」が自分を殺す


再びの成功系と幸せ系の記事。今回は幸せ系です。
成功系に魂を売ってはいけない記事はこちら

幸せ系は「今」幸せであるかどうかが問われる。
「○○を手にしたら幸せになれる」というのは
今幸せではない!と言っている。

幸せの時系列は「今」でなくてはならず
その今、どんな自分らしい幸せを得ているのか?
が幸せ系の最も重要なポイントになる。

幸せ系で特に大切なのが
自分の内的な心のあり方と(幸せの感じ方を決める)
人とどのように関わるかということ(幸せの要素を決める)
で、

その内面と外の世界とのつながりを作るものとして
気配りと心配りがある。

【関連コラム】気配りと心配りは違う

気配りは自分が相手を気にして動くときに
心配りは相手の心を捉えて動くときに
それぞれ発揮される。

このバランスの配分が自分らしく
関係する人がぴったりで
内的な心のあり方が気持ちいいと

それは幸せだといえる。

そうして自分らしい幸せを手に入れた人は
それを強化増幅する。

幸せにも上がある。
幸せにも軽いものと重いものがある。

様々な幸せを誰かと一緒に、または自分の力で
前よりもより良く手にする。
例えば・・・

本当に素晴らしい家族を自分で作った。
心を許し合える友が毎年増えている。
周囲の人との絆がどんどん深く、強くなる。
生活が年々安定し、心に余裕ができる。
人に支えられてどんどん自分がうまく運ぶ。

というようなことが増える。深まる。強まる。

これがときに自分を殺す

成功は繰り返して強化したがるが、
幸せは安住を守ろうとする働きが起こる。

だから幸せをかなり手にしている多くの人が
幸せに固執し、
その枠から出ようとせず、
何としてもその枠を守ろうとしはじめる。

新しいことは極力控える。

保守の世界で通用することをやりながら
暇つぶしのための行動をはじめたりする。

暇つぶしは趣味の場合もあるし
幸せ系同士で集まってお喋りをする場合もある。
ヒマをつぶすための成功系をやる場合もある。

どちらにしても安住枠を決して超えない範囲で行われる。

幸せであるという状態
幸せを感じる心保守を向いたとき

自分らしさは死ぬ。

そして幸せ強度が強いほど、この2つは保守を向く。
比例している。

心が満たされている。
周囲に素晴らしい人がたくさんいる。
生活が安定し、
生きるのがスムーズになる。

これと逆のことをわざわざ行う必要はないが

その心、人、生活、生命が充足しているのは
過去培って来たもの(幸せのあり方)によってであって
今、これから(未来)培うものによってではない。

生き方が過去の踏襲になり
未来を向いて生きない人生になっている。

死期が近いのならこれまでの貯金を使えばいいが
まだまだ先が長いのに保守に走るのは
自分の人生に対する単なる甘え
しかも悪いことに
甘えを正当化する正しい幸せが背景にあったりする。

気配り、心配りには
それが自分と自分の周囲の人を幸せにする
という行動面の意味がある。

これはどちらも自分と相手の両方を生かす手段で
自分のみを生かすために行う物事ではない。

自分と自分の周囲の人を生かすことができる人は
それによって幸せを築いて来ることができた人は
安住と保守に走る前に
自分のみ自己中心的に振る舞えるよう
自分を生かす場面を自分に取り入れて行く必要がある。

自己中心的な幸せ、または成功に踏み出すことができたら
現状が変わる。
前と同じではいられなくなる。

その新しい世界に、また心配りを発揮して
新しい幸せの形を作る。

それができたらまた自己中心的に振る舞う。
また心配りをし、
また自己中心的にやる。

このサイクルがうまく定着したら
幸せの中に本来の自分らしさをうまく組み込むことができた、
と言っていいのだと
はじめて自覚することができるようになり
はじめて正当化を含む幸せを捨て去ることができる。

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