自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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「感情を味わう」と「感情的になる」は違う


こちらは2009年1月25日に掲載されたコラムです。

湧いてきた感情から目ををそむけると心の中で巣食います

一時は避けれたように思えても
後々同じような場面でふつふつと湧いてきていやな思いをします。

「そむける」「避ける」には
文字通り『見ない』『なかったことにする』もありますが、代表的なのは

   『責任転嫁と正当化のワンセット』

   『さっさと結論を出して前向きに頑張る』

の2つが、あります。

感情そのものに良いも悪いもありません

嬉しいことも辛いことも人間が生きていて自然に経験することです。

嬉しい途中で「嬉しがるな」と強制されると不満を感じるように、

実は辛いことや苦しいことも途中で止められると

感じきれなかったことに対して心は不満を感じます

感情は味わい尽くすしかないのです。

見ないように、避けるようにすると、

後でボディブローのように効いてきます。

というと、感情を発散させればいいのかと思うかもしれません。

僕は泣くときは最後まできっちり泣いた方がいいとアドバイスしますが、

もし「なんで自分がこんな目に会わなくてはいけないんだ」とか
「ひどい。ひどすぎる」という理由で泣いているのならあまり意味がありません。

それは
感情的になって感情を発散しているだけで、
自分の感情を味わって泣いているのではない
からです。

辛い、辛い、辛い。

苦しい、苦しい、苦しい。

悲しい、悲しい、悲しい。

腹が立つ、腹が立つ、腹が立つ。

と、
自分の感情を感じながら湧いてくるものを受け止める

のが「感情を味わう」ということです。

もう少し言うと、そこから

胸がむかむかしてウゲェって感じがする

なんか腸がぐねぐね回っている感じ

頭と視界がぐわんぐわんする

空気が肩にのしかかってくる感じで重い

とか、具体的にどんなイメージが出てくるか、ということも感じてみます。

普段からなるべく感情を味わうようにしていると、

反応的な態度やトラウマに突き動かされることが少なくなってきます。

ニュートラルな状態で心のストレス少ない、素直な状態になりやすくなります。

もっと言うと、素直な人間になるための第一歩になります。

全然「一言」じゃなかったな・・・。

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