自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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「気前が良い」分け与えるということ


いかにも眉唾な理想論で「分け与えなさい」てキリスト教か!
みたいなことを言うことがある。

でた理想論。
そして感心している自分の頭で考えない者たち。
そのほとんどがその後決して分け与えない。

なぜか。

気前が良い人がいる。
反対に、「気前が悪い人」と「気前が良すぎる人」がいる。

これはものすごくカンンタンなことなのだが、
潤沢にあるものは誰でも気前よく分け与えることができる。
ということは、分け与えたければまず潤沢になる
という方が人の性質に合っているので
これが一番簡単な方法になる。

気前が良くなる。

なぜなら分け与えても自分にはリスクがない。
そして上手くいけば感謝なりのメリットがある。

気前が良い人は潤沢に持つ人であると言ってよい。
そうでないケースは2つしかない。
ひとつは分け与えることが強みの場合。(今回はここは触れない)
もうひとつは「そうしなければならない」からやっている場合。

潤沢が分け与えやすくなるとして、だが
別に分け与えなくてもいいのになぜ分け与えるのか?

そのことによる何かのメリットを自分のどこかで知っているからだ。
当然何も得られないのであれば何かをアウトプットすることはない。

たとえば鯉や鳩・・・たの生物に食料を分け与えるのは人間だけだが
それすら自分が優位に立っていることの自己満足(深層心理)
楽しいという時間を過ごせる自分(表層心理)のためにやっている。

お金が潤沢にあればお金を分け与える。
心が広ければ心から受け入れることに気前が良くなる。
食べ物がたくさんあるほど食べていいという許可を簡単に出せ、
自分が生み出した作品多すぎるほど高い評価も低い評価も受け入れられる。
時間に余裕がある人は人の手伝いを進んで行う。
農家は野菜を近所にタダで提供する。

だが、どれも自分の中の何かに見合わないものは提供しない。
「全て持って行っていい」とか
「どれでも何でも自由」ではない。

たとえば、お金がある人はお金を使うことにあまり頓着がないが
それを誰か(のため)に使うとしても
「コイツには絶対に払いたくない」という人もやはりいるし
その場合は決して払わない。

潤沢にあるものは、気前の良さと分け与えるという行為を
自分を生かすために行う。

これが表層心理で浅い人は「武士は宵越しの金を持たない」的に分け与え
ひとときの快楽で刹那的にわけてしまう。(たとえ大金持ちでも)
結局自分のためにならない。

そして深層心理にブロックがある人は分け与え過ぎてしまう。
分け与えるもの的にも、自分を生かすことにも損をしているが
分け与えることが目的にすり替わり、もはや気がつかない。

自分が潤沢に持つものが何かを知る。
そしてそれをどのように分け与えれば
自分や自分の人生に良いフィードバックとなって返って来るかを知る。

大体の場合は無意識でやっているので
それをフィードバックして知り、能動的に生かす。

分け与えるという行為で、自分が生かされたり
それ以上の何か自分では手にできないものを手にしたことを思い出す。
それをもっと応用する。

豊かであることの良さはここにある。
豊を使って自己証明するためではない。

そして分け与えることで自分が得られないものを得られることがわかったら
たとえ潤沢ではなくても気前よく分け与えるようにする。

それが一切れのパンの半分を分け与えなさい的な理想論ではなく
一部の金持ちが言うような、金はどんどん使うと入ってくるというような狂った理屈ではなく、
本来自分で自分をうまく運ぶために「分け与え」を使う、ということになる。

これをやっている人が、
自力以上に自分を上手く運び
自分の資産をうまく使うことを知っている人ということになる。

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