自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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「自分を殺し他人を想う人」と「他人を殺し自分を想う人」


どちらも人として、自分自身の人生としていかがなものよ?ということなんだけども
(たとえ無意識の行動をとっていて、自分ではわかっていないにしても)
自分を殺し他人を想う人の方が、他人を殺し自分を想う人よりも救いがある。

自分を殺し他人を想う人が、自分自身のことを想うようになるのはなかなか難しいが、
適切な方法を知り、やることができればそんなには難しいものではない。
自己卑下の泥沼に落ちていたら相当困難だけども
それでも人の心には、自分を生かそうとするメカニズムがある。

他人を殺し自分を想う人他人を想うようになるのは、難しいのではなくほぼ不可能。
他人を殺し、それを正当化するクセがついているというだけではなく、
他人のことを想うという知覚がそもそも欠落している。
自分のことを想ってくれる他人のことを自己中心的に想うことしかできない。

自分を殺し他人を想う人には自分を想う知覚があり、
他人を殺し自分を想う人
には他人を想う知覚がない。

どちらの方が可能性があるかという考え方をしているということで、
優位とかマシと言っているのではなく、
むしろそのままの状態なのであればどんぐりの背比べのようなもの。

どちらのタイプとより付き合う方が良いかというと明々白々で、
自分を殺し他人を想う人の方がコミュニケーション上もまだ救いがある。
ただ、付き合う上で相手の尊厳を正しく尊重するのであれば、
相手が自分を押し殺してしまったとき「それはしなくていいよ」と伝えた方がいいし、
伝えられない場合でもその部分だけは尊重しない態度をした方がいい

対等に付き合うということの基本はそういうところにあると思う。

他人を殺し自分を想う人
は、自分があり一本筋が通っているように見える
ぐいぐい引っ張って行くように見え、
バイタリティに溢れるように見え、
知識的頭が良く、
感受性的特技をひけらかし、
自分の話をすることに長けている場合があり、
夢と未来を見ている傾向がある。

つまり自己中に真剣であり、自分には何かがあると思っており、現在を見ていない

他人を殺し自分を想う人
は相手を下げることで自分が高くなる方法を使う。
自分にはこだわりや素晴らしいものがあるという事実を証明しようとして、
しかしそれでは何事も明らかにならないばかりか、実は自分が劣っていることがわかりそうになるので
相手を落とすことでポジションを維持しようとする。

それが習慣になって、あらかじめ相手を下げ、自分を上げていれば
いざとなったときに困る必要がなくなるので
ますます他人を想えない構造が定着して行く。

つまりは、
ぐいぐい引っ張り、
バイタリティに溢れ、
頭の良さや感受的特技をひけらかし、
頼まれてもいないのに自分の話をし、
現在ではなく未来を見ている人とは
付き合うな、ということである。

最悪の組み合わせは、自分を殺し他人を想う人他人を殺し自分を想う人の関係で
絶対にうまくいくことはない。

上手くは行かないが、共依存の関係や取引の愛の関係にはなり得る。

自分を殺し他人を想う人

は、
他人を殺し自分を想う人の支配下で、または強制下で
自分を下げるしかなくなる。
上手く下げる、上げるの関係が構築できると
いわゆる誤った形のSとMの関係になる。

他人を殺し自分を想う人は、
自分を殺し他人を想う人

によって自己満足を盛り上げるシステムを作る。
自助努力と自分を生かすことを忘れ、
下げた相手さえいれば自分はうまくいくという責任転嫁が定着する。
いわゆる誤った形の独裁を行うことになる。

正しいSとMの関係、正しい独裁の関係というのは、
自分のことも他人のことも同時に想うことができる人が、
やはり同じように同時に想うことができる人と共に、
何をどうして行くのか?ということを決め、進み、尊重し合うことにある。

あとは強みや性質の問題になるので、
Sが得意な人はSを、Mが得意な人はMをやる。
自分自身として向いていることに力を入れる。

独裁が向いている人は独裁を行い、
決定されたものを進めることが向いている人はそれを担当する。

SとMも、独裁と担当も、
それぞれ上下の関係ではなく、少なくとも精神的上下の関係ではなく
役割分担の関係として得意なものを受け持つ。

ちなみに、他人を殺し自分を想う人にこれをやろうとすると
なぜか「人から自分は低く見られて、怒りの感情を持つ」となる傾向がある。
「バカにするな」とか言い出す。

自分を殺し他人を想う人

に同じことを伝えると、
悪くすると「できない自分が明らかになって苦しいので止める」となるし、
「攻撃するな」と被害者意識が出たりする。

まぁ、いろいろとややこしい。。。
何事も適切な方法で挑むことかな、とか思うのである。

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