自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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【やすきベストコラム3位!!】抵抗力に抵抗する


2010年8月のコラムから


今までに築き上げてきた強固な自分は、それが正しかったり良いからこそ

拠り所や軸や核にして自分を支えようとします。

自分のありのままの自分で、自分らしい価値観を持った自分だと決めてしまいます。

が、そもそもそれは錯覚です。

自分が信じてやってきたことのほとんどは、

外の世界から得た情報でしかないことが大半。たぶん9割。

情報検証する力や、統合する力を持っている人は稀だから、

ほとんどの人が自分が信じている自分自身・・・だと思っている外の世界のもの・・・に

がっつり縛られて、それに気づかず必死で守ろうとしています。

人っておもしろくて、

同じような情報であったとしても、先に入った情報の方を優先する傾向があります。

例えば、同じコーチングを学ぶにしても

先にがっつり(しかも親切に教えてくれればより)学んだ方の知識が正しいとする傾向にあります。

または後に学んだものでも、心をゴーンと打った理論の方を優先する傾向にあります。

なのだけども、冷静に考えれば誰でもわかるように

先に学んだ方が正しいなんてことはさらさらないわけです。

心が大きく動いた方が正しいなんてこともないわけです。

しかも、その分野全般の考え方が根本的に間違っているということすらあるわけです。

そういうことを指摘されたとき、つまりは僕なんかがひょっこり現れて

「あなたがやっていることは全くの無駄。間違っているし」なんて言われようものなら、

鬼のように目を向いて抵抗を示すこと間違いなしです。

あんたに言われる筋合い・・・・はこの際少し脇に置いて、

言っている内容はいつの場合も間違っている可能性があるということです。

いつの場合もです

誰にも今できるベストがあるのだから、

今できることに対して信じることは否定できません。しっかり信じればいい。

だけども、信じることと疑うことは矛盾しません。

間違っている可能性があるとして信じることと

間違っている可能性などないとして信じることには大きな違いがあります。

間違っている可能性があるとして信じることは信頼

間違っている可能性がないとして信じることは依存です。

【関連記事】
信じないと疑うは違う

人は自分が信じているものを否定されたような気になると、防御に入ります。

否定されなくても、否定された気になるとそういうモードになる。

これが抵抗力です。

抵抗力は体でいうと免疫みたいなものだから、

心を守るために人間生理として自然に働きます。

免疫システムと違って、抵抗力は往々にして自分の選択を狭くして

古くて確実(だと思っているもの)を守ろうとして働きます。

またもや免疫システムと違って、抵抗力システムには意志の力で抵抗することができます

なぜ抵抗力システムに抵抗するのかというと、

分かりやすく言えば依存ではなく信頼を持つため

分かりにくく言えば、心を守るのではなく人生を守るためです。

ここにトライすることができる人だけが、視野を広げることができます。

視野が広がると、様々な世界観を知ることができるようになり、

様々な世界観を知っていると世界の捉え方が確実に広く変化します。

海外に行くと日本や自分のことを冷静に考えられるのと同じです。

なぜそんなことが起こるのか、強力な一本道にたとえてまた次回書いてみようと思います。

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