自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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【再アップ】牛を追ってはいけません。。。


一人踊るセミナー ジャンルで堅苦しく書くのは避けて、お気楽に書きます。

22.3歳のころ。北海道の牧場で働いていたことがありました。

ふと今日歩いているときに思い出したので書きます。

松原靖樹のミニセミナー・ログ

200頭ぐらいの乳牛を飼育している牧場で、当時家も金もつてもなかった僕は寮がある仕事を探していました。

そのうちのひとつが北海道の牧場。

牧場についてまず思ったことは臭い、ということ。

次に思ったのは家畜の扱いというのは本当にあるんだと感じたことでした。

そこにいる200頭の牛は、搾乳か種付けのためだけに存在しているという感じでした。

朝5時に起きて、機械で吸引する搾乳がはじまります。

朝食を取ってから、牛舎の掃除をショベルカーで行い、トラクターで飼料を与える。

少し休憩があって、夕方の搾乳をして1日が終了です。

松原靖樹のミニセミナー・ログ

休日は10日に1度あって、バスで45分かけて街まで出ます。

有名な洋菓子店があったのでそこでケーキを3つばかり食べるのが唯一の楽しみでした。

毎日が単純で、仕事も難しくはないものばかり。

むきだしのサイロを上ることだけが怖くてできませんでした。

「落ちたら死ぬでしょ。そしてこれ落ちるでしょ」という感じでした。

なのにもかかわらず。

僕は劣等生でした。

ショベルカーのタイヤをダメにして文句を言われ、

搾乳してはいけない牛から搾乳して牛乳をダメにし・・・・(って、今から考えても責任転嫁されただけの気が・・・)

ある晩、牛舎の鍵をかけ忘れ、牛がどんどん、のろのろと脱走しはじめる。。。

一体何頭の牛を追って駆けに駆けたことか。

天の川がキレイに見えすぎる夜空を見上げて、マジメに「神様どうにかしてください」と本気で祈ったことも。。。

結局3ヶ月で自分には到底無理であることを悟り、

雇い主の方もこいつはダメだオーラを出すのでますますやる気をなくし、

早々にやめて帰ってきました。


で、何が言いたいのかというと、

人には必ず不得意な分野があるということを言いたいわけです。

僕にとって牧場は、精神的に人生初の、そして最大の敗北でした。

どんなに頑張っても、どんなにやろうとしてもできない

いいわけややる気やらの問題じゃなくて、世界の理的にできない。

落ちこぼれた、ダメすぎると自覚せざるを得ない人がどんな心理になるかもよおくわかったし、

その世界では必ず輝くことができない世界というものがあるのだ、ということを知りました。

毎日牛を追って行ける人もいれば、僕のように牛を追ってはいけませんの人もいます。

努力や根性で乗り越えたい人をわざわざ止めはしないけども、

過去の強み観察や脳の構造からも、必ずできない物事があるということは分かっています。

もし、僕のように間違った場所で牛を追っていることに悩んでいるのなら、

それは早々にやめてしまって、自分でなくてはならないことを追い求めた方がいいなと思いました。

なんとなくそんなことをふと思ったので書いてみた。


【思い出系記事】

雪の3月4日記念日(←結構評判の良い記事です)
http://ameblo.jp/ym11/entry-10218193288.html

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