ウインブルドンという企画がある。その存在はテニスプレーヤーの現実を変化させる。貴族のあり方に影響を与えるかもしれない。世界のテニスの底上げを行うかもしれない。存在が多種多様な影響を与える。そして時系列で見るならば、70年代の優勝者は現代のベスト4の実力しかないといわれている。つまり時間の経過とともにテニスの技術を高めている。ウインブルドンはじめ世界大会がなければこの現象は起こっていない。
存在系の強みとは、その人や事象が存在することで広く深く、大きく多く、そして時系列で長く、様々な何かに好影響を与えることを可能にする。そのぐらい影響を与える存在系は、もともと生まれ持ったものでは不可能で、強みを次々と存在系の強みに積み重ねた者ができる。
そのためには精神力、気力、美、勉強と理解に挑戦しなければならない。
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