自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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【千式】上京 0664


1話目はここから

私の故郷は美しいところでした。家業の酒蔵も戦後細々と復活しはじめていまいた。戦争で男性が多く亡くなったので人手が足りないこともあり、私は18のとき、父のお酒の卸を行っている東京の会社に送られることになりました。
女性が前に出て働く時代ではなく、細々と事務仕事やお掃除を行っていましたが、私にとってはとても楽しいときでした。ちょうど高度経済成長と呼ばれる時代に入り、東京はとても活気があって、見るもの見るものが新しいところでした。
私が正也さんと知り合ったのはそんな東京の生活にも慣れた頃でした。

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