自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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【千式】倒産 0666


1話目はここから

恭子を生んだのは雪の降り積もる寒い日のことで、東京中の交通が麻痺してしまい、正也さんが駆けつけてくださったのは翌日の朝のことでした。
恭子は本当に手がかからずすくすくと育ってくれました。好き嫌いでわがままを言うこともなく、学校でも成績が良い方で人当たりも上手でした。親としてこんなに安心なことはありません。
それから3年後、勝也を身ごもったときに正也さんの会社が倒産してしまうという事件が起きました。正也さんは家に帰る間もなく走り回り、残務整理など最後まで会社の仕事をきっちりを取りまとめたと聞きました。そのような方と結婚できたことはやはり私の誇りなのです。
とはいえ、その時はどうしていいかわからずうろたえてしまいました。

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