この千式を書くきっかけとなった方に言われたこと「地下3階の火事が地下2階を温めるような妙なことが起こるかもしれません」。激動や苦労、苦しみとか悲しみは、それ自体なんの役にも立たない。はっきりと無駄だと言えるし、成果が取れない場合が多い。感情的にも避けたい。
だが地下3階の火事がなければ、実際のところ地下2階は温まらなかった・・・ということがあり得る。自分の負の経験が、自分の正の方向付けを決めることがよくある。
超越才能のように働かせても成果を生まない別のものが、この激動と苦労にあったりする。激動という事実や負の感情を避け、解消しようとしてはならない。その物事の地下2階が何か?ということを知らなければならない。
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