自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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【千式】審判者 0676


661~675まで「小説・メインサイド」を書いた。ここから「小説・アウトサイド」を書く。

「メインサイド」1話目はここから

古来から人外の者というのは確かにいる。妖怪、神様、天狗。洋の東西を問わず物の怪や超越した者の存在は言い伝えられているし、書き伝えられている。ただ、口伝にも書物にも決して登場しない、人間には決して知られることのない存在もまたある。
そのうちのひとつが「審判者」だ。「決して」というと言い過ぎかもしれない。審判者はその曖昧な存在の外殻を人間的な解釈として「閻魔様」とか「死神」と呼ばれることもある。
だが実際には、生前のひとりひとりの人生が、その固有の魂に従って正しく天寿を全うしたかをチェックする機関であり、機能でしかない。便宜上人の形をすることもあり、便宜上記号としての名前をつけることもある。
そして必ず、その時代や土地に合ったグレーの服を身につける。

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