自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

HOME / コラムを読む

【千式】幸せとは? 0686


「アウトサイド」1話目はここから

野間良枝は病室で淡々と語る林の集めた事実を聞いた。最初は何を言っているのかわからなかったが、そのうちスムーズに理解できるようになった。簡単に言えば、自分は人生この方幸せに生きてきた(と思っていた)が、周囲は自分と関わることで必ずしも幸せではなかった。そしてなにより、私が良いことや良かれと思ってきたことが、それに関わるほとんどの人が良いとは思っておらず、それがわからない私のことを諦めてきたのだ、と。
私は私の人生が幸せであったと認めているし、本心からそう思うのだ。なのに事実、私の周囲の人、身近で大切な人までが、私と幸せの関係を結んでいるとは思っていなかったという事実。
審判者の第三の効力が効いているので感情が不必要に乱れることはなかった。だから野間良枝はこう聞いた。「なんですか?これは。これを一体どうしろというのですか?」
林という便宜上の名前がついた審判者は言った・・・

トップに戻るボタン