そんな精神を病んでいる母親だったので、まぁ理解してくれることはなかった。よく見てはいたというか、監視はされていた。友達とマッチで遊んだ後の状態を見てタバコを吸ったと決めつけられ心からうんざりした。テレビを近くで見ると目が悪くなるということで、アニメの主題歌を録音しているときにテレビが近いと言われ、歌は台無しになった。心から監視と存在がうんざりだった。
こうでなければならず、子供もこうでなければならず、しかし自分がなく世間情報を守って生きていた。かなりそこに巻き込まれた子供時代だったと思う。
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