自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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【千式】矛盾 0684


「アウトサイド」1話目はここから

林の仕事はしつこい数の仕事といっていい。死に間際の人と関わりの深い人を調べるだけではない。様々な人に様々なことを聞き、色々な角度から色々な事実を発覚「させる」のである。だが、野間良枝の場合は誰もが大差ないことを言った。そして思っていた。
林がダークグレーのスーツで再び病室に現れたとき野間良枝は何か安心した顔をした。林はそれを無視した。仕事をしなくてはならないのだ。つまらない前置きなどせず、林は話し出した。
つまり・・・野間良枝が人生に疑いなく、平凡でも素晴らしく幸せな日々を送ってきたと感じ思っていること。しかしそれに反して、良枝の身の回りの人は誰もそのようには思っていないことを。

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