自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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【読者が選ぶBESTコラム1位!!】植物は世界のことなど考えない、と花の関係


2011年10月のコラムから


環境の破壊。痛ましい問題もあります。
人間が地球を汚しているという現実もあるし、
人間の被害に遭っている有機物や無機物があることも間違いない。

なので自重を促し、環境を守るために働きかけをし、
言葉や行動が届かないなら嘆き悲しむというのは、
感情としてはとても正しいことだけども、
つまりは自分の人生を生きているわけではない、ということです。

自分という人は、
自分というものに備わった独特な、オリジナルの力が備わっています。
あります。
それを有効に使う・・・ことからスタートするのが自分を生かすということで、
何かのジャンルを先に選んで、その中で有効に使うというスタートを切るのは
制約された世界の中での自分の使い方です。

自分を有効に働かせたいのなら、自分中心からスタートすることです。

守られる自然環境の大半を占める植物は、
植物自身として、精一杯生きることしかやらない。
今日も光合成して水分を吸収して成長して子孫を残す。だけ。

精一杯生きているものに、人間の都合や事情でそれを踏みにじるのは
やはり上に書いたように心が痛いし、感情的にそう感じていいのだけども
なら、なおのこと
植物を見習い、理通りにやってみるのなら

ただ精一杯毎日を生きる人間を増やすこと
その人に備わっている資質を使うだけ、ということになる。

アンチ環境破壊の活動は、ムダとは言わないまでも
理に則った考え方をすると、的を外している。

理に抗えない自然の一部としての人間ではなく、
精一杯生きる活動をしている人や植物や、無機物、有機物の活動が理を作る、ということ。

太古の地球は植物に覆われていた。正確に言うと緑に覆われていた。
脳のない植物が、より自分を有利に繁栄させるために
淘汰を生き残るために生み出したのが
虫を使って生存競争を有利にしようという働きかけだった。

それで花が地球上に生まれた
最初の花は単純に虫を寄せ付けるための腐臭を放つ、
現在からすると稚拙なものだったと考えられている。

植物が、自分が生きるために必死に花を生み出した。
生み出された花は、より自分の方に虫を寄せるために創意工夫され、

ある花は紫外線が見える蝶に対応して人間に見えない色を付け、
香りによって引き寄せるようにし、
甘い蜜を用意することでよりメリットを打ち出し、
ある種のランは蜜があるフリをして虫を誘い込み受粉だけさせてメリットを与えず、

というような成功系のやり方を取り入れた。
ただ今日を精一杯生きる、ためにできることを、やった。

その結果、地上には色とりどりの花が咲き乱れ、
心地よい香りをまき散らし、生命に躍動を与え、
生命が躍動することによって植物には見返りと同時に、注目を浴びるようになった。

つまり、幸せ系の結論も同時に手に入れた。

通常、成功するために行う方法と、幸せになるために行う方法は違う。
だから、成功して幸せになるとか、
幸せになったら成功とか、そういうことはあり得ない。錯誤。

ところが、花は、植物は、
自分がうまくいくためだけの適切な方法を取るだけ
成功と幸せの両方を一気に手に入れた。

花は植物だけでなく、生命の見本で
見習うべき指針になり得る。

アンチ環境破壊に対抗するということは、そういう考え方を取り入れて進むということは
つまり
前提が「ネガティブの解除」であって、マイナスの世界へアプローチしている。
マイナス世界のアプローチは、ネガティブを回避できても何も生み出さない。

資質を持っている自分をうまく使わない

自分を生かすということは、花を生み出すということ
自分が持っている自分自身をフルに使うことだし、
自分が自分自身としていられるようにするということでもある。
何も行動しなくても、自分が自分であるということは揺らがない。

花を
買ってみるといいかもしれない。

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