自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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うまく行っているときにやめる


こちらは2009年6月5日に掲載されたコラムです。

うまく行っているとき、波に乗ることを考えることは誰にでもできます。

うまく行っているときに、やめることを考えるなどと言うと、

多くの人はどこかおかしくなってしまったのではないかと考えます。

例えば個人の場合、
強みを生かしストレス少なく、流れも的確で、周囲の後押しもある場合。

例えば法人の場合、
売上が順調で社内体制も整い、企画も成功して空気もいい場合。

そういうときがやめはじめるときです。

うまく行っているときにやめはじめるのは、
健康なときにバカ食いをしないようなものです。

個人の場合なら自分を縛っているブロックに対応をはじめるようにします。

法人の場合なら、成果を出している中で下位20%を省くようにします。

生み出された余裕、余剰分は

うまく行っているものにより集中する時間に当てるか、

新しいものをテストする機会に当てるようにします。

必要ならお休みする時間に当てても構いません。

うまく行っているとき、普通に考えると油断や慢心が生まれます。

が、それはバカでなければ気がつきやすいもので、危機感を覚えやすいものです。

それよりも大切なことは、

うまく行っているときに
うまく行っている物事そのものが縛りになってくる

ということです。

一度ルールが固定化されると、ルールを守ることが、
心理的にも実際的にも優先されるようになります

そうなるとあとは下降線を順調にたどるようになります。

なぜなら、どんなに素晴らしい理由、正しい理由があろうとも、
縛りは道を一本に絞ってしまって、
それ以外の広い世界を認めさせなくなってしまうからです。

うまく行っているときに、動きをつけることで固定化を避けて余地を残しておくことです。

言い換えれば、腹八分方式ということです。

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