自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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つながってしまう、リスク


能動、TAについて書いたコラム
能動の確率を知る それも短期と中期
の続編です。

ふとした瞬間に今までわかっていなかったものがつながることがある。
理論的に学習した筋道にぴったり当てはまることがある。
直感的にわかると感じたことがやっぱりその通りだということがある。
このまま行くと先々に起こることが手に取るようにわかることがあり、
既にこの時点でどんなリスクがあるからどうしなければいけないか知ることがある。

普段は気にしない細かいことが、今まさに重要だと気がつき
普段は気にしないあるちょっとした言動から相手の心の内を知れ、
これまで一度も気がつかなかった「これが大事だ!」と目覚めることがあり
論理の筋道が通っていることを行おうとし
確度の高い直感を信頼してその通りに運ぼうとする。

これは全てBAに関わる物事で、
しかも質と程度の悪いBAの癖みたいなものである。

理論も直感も頭の中で答えや未来や本物がつながることをいう。
頭がいい人はさまざまなモノがつながる。

そしてこのつながりの【全て】が
既に起こった物事によってフィードバックされたものでなく
今まさに頭の中でつながりを持った「起こっていないこと」になる。

この2つは似ていて違う。

たとえば、
ビジネスコースを、セミナーにお金を払う文化があり、お客が求めている
東京のマーケットに売ったら売れた。
同じような文化、同じようなお客がいる大阪のマーケットに売るとどうなるか。
売れやすい、売れるだろう・・・だから実際に売ってみる。
やっぱり売れた。これからも売り続けよう。。。

これがフィードバックによる物事の確定である。

それを、
「つながった!」大阪は東京の5年後に、名古屋は大阪の5年後に
それぞれ知識文化とそれにお金を払う習慣がついてくる。
なぜならこれこれこういう理由がある。
ということは、
今この時期に名古屋でビジネスコースを売るということは売れるということだ!

これが頭のいい人のつながりである。
なんなら、こんな長い文章ではなく
「直感的に分かる!名古屋は売れる!」
でもいい。

こういうのがフィードバックなく「起こっていないこと」が
どうしてか頭の中でつながってしまうケースになる。

これは頭がいいもの同士で集まったときにも起こる。
本当はやってみなければわからないことや
やってフィードバックをしなければ路線に乗せれないことや
つながりとは無関係かつ、理由のつじつまが合わないがうまくいくこと

というものを説明できない。

例えば直感力に優れていて未来予知的なことができる場合、

「1ヶ月後に身長170センチないぐらいの男性で、40過ぎていて
顔は割とがっしり目、髪の毛が多くて、メガネをかけている。
何かはわからないけど自分で会社を何年かやっていて、
その地域のファッション性を考えるとなかなかおしゃれな方に出会う!」

と言われたら、おっと~!!となるだろう。
現実的になる人が少なからずいる。

ところが先日こんなことがあったのだが
「昔、会ったことのある、名前を覚えていないんだけど
身長170センチないぐらいの男性で、40過ぎていて
顔は割とがっしり目、髪の毛が多くて、メガネをかけている。
何かはわからないけど自分で会社を何年かやっていて、
その地域のファッション性を考えるとなかなかおしゃれな人!」

と僕がリアルに言ったら、
「全然誰かわからないんですけど・・・」ちーん

ということがあった。

最初に書いたことが直感による頭のつながり、
後に書いたことが現実の半端なフィードバック。

同じことを言っているのに頭のつながりは希望を持ち
フィードバックには悲観的現実を感じ取る。

つまり言いたいことは
頭の中でつながったら待て、ということ。

それは現実じゃない。
フィードバックでもない。
先に手をかけてはならない。

名古屋のビジネスコースでこんな質問が出た。

「ブログではセミナーが稼ぎ頭になっていますが
そのブログは物販のブログです。(全然違う商品という意味)
物販はブログから全然売れず、セミナーはそのブログから売れてます。
やはり、ブログをセミナーのブログに変えるべきですよね?」

理論の筋道が通っているのは誰がどう考えてもわかる。
その通り以外の答えがないように見える。
だが、「NO」と答えた。

待て、と。

筋道の通っていないものを筋道通した方がいい。
つながりが見えたら手を打つべきだ。
というのは頭のいい人やBAが犯す最大の誤りだと言っていい。

大事なのはフィードバックであって筋道やつながりではない。

物販のブログでセミナーが売れている。
筋道は立っていないが結果は出ている。
フィードバックすればこうなる。
そのままやると売れる。
だって売れているから。

いやいや、物販ブログでセミナーが売れるなら
「セミナーブログならもっとセミナーが売れるでしょう!」
というのがつながりになる。
答えは、売れるかもしれないし、今までよりも売れなくなるかもしれない。

真のBAは現実に合わせる。
頭の中に合わせない。
大事なのはつながりではなく、フィードバックである。

つながった時はいつも待つ必要がある。

つながりのほとんどは、いやほぼ全ては短期の物事である。
その短期の物事が、中期的にどのような影響を出すか
全く考えられていないことが多い。
どこの理論の教科書にも書いていないから。

短期で出せる成果には
中期につながるものと、つながらないものと、中期を台無しにするものがある。

だから短期の積み重ねで
中期に何が起こるのか?というところまで
フィードバックによって追っていかなければならない。

でなければ、何が起こるか?わかっているとは言えない。

ただ少し頭がいいのを鼻にかけているだけで
ただ直感が優れていることにうぬぼれているだけになる。

つながり、というのは現実を見ることでしか現れない。
理論の筋道、直感の結果は全然パーフェクトではなく
だから真のBAは、
実戦経験豊富でなければならず、

実戦経験が豊富でもフィードバックし続ける必要があり
フィードバックし続けても短期と中期の関係に目を配る必要がある。

それをしない頭の使い方はただの賢いゴッコでしかない。

BAもTAと同じでアタック系は成果を求める。
成果にたどり着く方法は違う。
そしてBAにおける致命的ミスは
つながりや筋道によって成果を逃すことにある。

BAは全ての物事に対して
「やってみなくてはわからない」という悲観的な視点を持つべきで
その中からどれがどのぐらい上手く行くのか?
ということを導いていく必要がある。
そしてそれは地味かつ正確な作業で
そういう特性がなければにわかにできるものではない。

作戦や戦略を頭で立てていい気になるのは五流ぐらいの人で
真のBAは確率が何か、
短期と中期のつながりが何か?
中期に結びつく短期が何か?
短期なしに中期を生み出すのは何か?
成果のために短期と中期のどちらが大事か?
ということがわかっている人材のことをいう。

そうでない頭のいい人は、ただの小手先の作業員でしかない。

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