自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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やすき的文章講座09〜ストーリーで書く


【やすき的文章講座】
 
やすき的文章講座01~魂を書け
  やすき的文章講座02~会話をそのまま書く
 
やすき的文章講座03~強く自信があることを書く
  やすき的文章講座04~強い文章を書く
 
やすき的文章講座05~長く続けていることを連載する
  やすき的文章講座06~役を変える
  やすき的文章講座07~文章力底上げ法
  やすき的文章講座08~三分割法
  やすき的文章講座09~ストーリーで書く(この記事)
  やすき的文章講座10~自分の言葉を作り、使う


やすき的文章講座もいよいよあと2話。
今回はストーリー書きです。

この方法は話すのが得意、書くのがニガテな人に向いているし
文章が得意な人は普段の書き方との差をつけることでマンネリ化を防いだり
客観的に自分を登場人物にして書くことで角度を変えることができます。

一番簡単なストーリー書き


これはやすき的文章講座02~会話をそのまま書くでも書いたけど
これこそ話す方が得意な人に適切な方法。
復習兼ねて見てみましょう。

「どうも初めまして○○と申します」
「あ、はぁ・・・・・松原です」
と名刺交換し(当時は名刺を持っていた)
「こちらは何をされているんですか?」
(自己紹介する気のないさらっとした名刺だった)
む、これは、話を早く切るためには無難な答えをしよう・・・
「経営コンサル?とか?やってます」
よし。話題終了・・・・
「経営コンサルにもいろいろとあると思いますがどんなことを?」
話題つないでくんなよ!避けられてるのがわからんのか!空気読め!!

こんな感じ

ちょっとストーリー的でしょ?
ブログに苦手意識がある人は
その時の情景描写と会話の内容を
そのまま書けばそれでOKです。

日常描写~一番一般的なストーリー書き


時系列で順番に書く書き方です。
一番ポピュラーなだけに、
失敗すると小学生の日記になります。

失敗例

今日は朝起きてモーニングを食べに行きました。美味しかったです。
その後、そのままカフェで仕事をしました。ちょっとうるさかったです。
でも追い込みに入っているので頑張ってやりきったら午後になっていました。
家のことを全然やっていなかったのでランチを食べる時間がありませんでした。

その後こんな感じでつづく・・・

ストーリーで書く時は何かドラマを最初に決めます。
ドラマ!というと大げさで引いてしまう人は
サビを決める、と言っても構いません。
何でもいいです。

ので、ここでは仮に「ランチを食べれなかった」ことをサビにします。

事件は昼頃に起きました。ガーンです。ガーン。(結論を先に書く手法)
その日は朝から雨が降って、いませんでした。全然降っていませんでした。
だからモーニングを食べに出かけました。作るのが面倒だったのです。
するとどうしたことでしょう。
あれよあれよと、そのままずるずると、ズルムケか!てなぐらいずるずると
居心地がいいので仕事をしてしまったのです。
嗚呼。仕事。
今考えれば仕事をしてしまったのがいかんのです。
朝食を作るのをサボると、モーニングに行きます。家を出ます。
モーニングに行くとそこで仕事をします。家に帰りません。
そして万が一仕事がはかどってしまった日には家に帰るのは13時過ぎです。
家事が溜まりまくってます。家のことを何もやってません。
もしも。もしも、そこで家事をやったらランチを逃してしまうと思いませんか?
もしも家事が終わって16時前だったとしたら。
あなたならこれはランチを食べるべきか、ディナーまでガマンするべきか。
本当は軽くおやつを食べればいいのでしょうが、
そういう時こそそんな斬新かつミステリアスなアイディアは出て来ないものです。
ついうっかり「この時間に食ってもランチじゃねー!」と
殿方にはお聞かせできない嬌声を上げているうちに17時になってしまうという
まさに時間のトリックにハマってしまいました。
お腹はすっかりぺこぺこぺこりんです。

こんな感じ。ところどころ盛ってます。
盛ってる、というのは修飾語を使うということです。
使い方は自由なので、なんでも使っていいし
難しければ別に使わなくてもOK。

簡単な修飾語は擬音語、擬声語です。

ガーン・・・・
じ~~~~ん。
というような単語なら簡単に使えますよね。

物語風に書く


最後、上級者編。
作家を真似て書くというのは既に書きましたが
小説そのものを書く、という感じです。

上級者編なのでリンクから参考に。
「失無の恋劇」とその子孫 01
「失無の恋劇」とその子孫 02
「失無の恋劇」とその子孫 03
「失無の恋劇」とその子孫 04(最終)

ストーリー構成と会話の混合したもの
(つまり上に書いた1つ目と2つ目の合わせ技)が
小説風に書くということです。

特に書くことがあまり上手くない人が参考に読んだらいい小説がこちら。

悪童日記 (ハヤカワepi文庫)/早川書房

アゴタ・クリストフのこの小説はどの読書家が手に取っても
衝撃的にシンプルすぎる文章で深い内容を書ききっています。
文壇に登場した時、世界中に衝撃を与えた作家なんだな。

そしてシンプルすぎてもここまでできるんだ、
という文章のあまり得意でない人の期待の星です。

小説自体も読みやすいのでぜひトライしてみてください。
(ちなみに悪道日記は三部作で続きもあります)

だんだんちょっとずつ難しくなっているかもしれないけども
何事も慣れということで、ひとつひとつ試してみてください

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