自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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イメージなど高めない


こちらは2010年02月28日に掲載されたコラムです。

何か新しいことにチャレンジするときや、物事を構築していくときによく、
イメージを高めなさい
ということをよく聞くことがあります。
・・・。
ムダです。
まず、日本人はビジュアルイメージ・・・視覚情報で物事を判断する人が多いという事実はあります。
といって、そうでない人もちゃんと存在するわけで、まずそういう人にはイメージする力が弱いか、
イメージできたとしても現実化に結びつきはしません。
ビジュアルイメージで情報処理している人も、そのイメージの持ち方は人それぞれで、
抽象概念や感情をイメージ化するのが得意な人や、過去の記憶をビジュアルイメージで記憶する人にとって
イメージ化が創造に発揮されることはほとんどありません。
クリエイターが、洋服でもWEBデザインでもいいけども、イメージによって物事を構築することはできても、
では、洋服のデザイナーが休日のプランをイメージ化できるかというと、話は全然別になってきます。
それぞれの人が持っている特性や資質には方向性や、ジャンル・分野があります
その方向性、ジャンル・分野から離れたところにイメージをすることはできないわけです。
また、イメージできるということと、現実を作るということは別物です。
想像と事実の差、です。
イメージする力が弱くても、確実な現実を作ることはできます。
新しいことにも応用が利くし、物事を構築するということに役立つ方法として使えます。
事実を作り出すために必要なことは、事実を作ることができるとわかっていることに取り組むことです。
何の面白みもない、ごく当たり前のことです。
これは確率が高いものを組み合わせて創造する、と置き換えても構いません。
自分にとって、自分で現実(未来)を作ることができる、確率の高い方法は、
やったことのないことに果敢にチャレンジすることではなく、
581回やったことのあることに対して、582回目のチャレンジをすることです。
どう考えても失敗する可能性が低いと思わざるを得ません。
ただ、以前と同じことを繰り返すだけなら、それは創造ではなく促進じゃないか?という考え方もあると思います。
が、少し説明が必要です。
これまでに581回やった経験のあることと、329回のことと、117回のことを組み合わせたり、応用したりします。
それだけで新しい物事が生み出されることがあるのは、別に新しい事実ではなく、
現実に毎日たくさん起こっていることです。
そしてそんな単純な組み合わせ法を行うことに、イメージは必要ではありません。
事実や現実を作る、未来を作るということは、さほど難しいことではないということです。
イメージすることで現実を作ることができる人は、それはそれで素晴らしい才能だと思います。
なのだけど、そういう人が気をつけたほうがいいことはイメージできないこと=できないことにしないことです。
視覚情報で情報処理する人は、どうしても視覚情報・・・イメージ化に頼ってしまう傾向があります。
話をしていて「うまくイメージできない」と言われることもよくあります。
特に今まで知覚できてこなかったことに対してイメージなどできるはずもないのに、
それだけでもう、やる気消滅何ていうこともままあります。
必要なことはイメージ化ではなく、実際の手順です。
現実を作る方法が事実なのであって、イメージはどんなに磨かれても想像の域を超えません。
もし、イメージする力があることに気がついているのなら、
その力を大切にしながら、最も確率の高い方法で毎日現実を作り上げているかどうかに注目することです。

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◆ 人生を作る【一次】の生き方

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