自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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オレが変えてやる、の魔力


こんなマンガで見えた本質があるんだけどね。
いやーiPhone5の写真画質いいね。

photo:01

何かを変えてやる!というのは多くの場合で失敗します。
背景心理に「前提がダメだ」しかも
「そのせいで自分がイヤな想いをしている」
というのがあるので、
動機付けとして上手くいきにくいし、

上手くいってもうまくいかない、
というスパイラルに陥ることがよくある。

反発や反抗心は大きなエネルギーを生むのだけど
(たとえば革命とかそうだね)
決まって持続しない。
または上手くいく場合でも、
ひとつめの目標を達成したら
その後はなかなか続かない、発展しない、
ということがよくある。

革命勢力が実権を握ってもうまい運営ができないのと同じ。

革命するぐらい、
背景が本当に腐っているのならまだしも
この現代で
現実をしかと見たときに
そんなに腐っている構造なんてないよ。

腐っていても、それが現実として
多くのメリットを持ちながら進んでいる。

・・・・・のを無理に「奴らを倒せー!おー」
とやっても、前提間違っている分
モチベーション上げても長続きしない。

負のものを変えてやるというのは気力を生むけど
同時に
失敗の確率も高くてうまくいきにくい。
(西洋医学に反発して代替医療する!なんてのも同じ)

本気で、本格的に
現状のベターな変更を望もうと思ったら
それなりの準備や背景、実力や実績が必要なのは当然で
そういうのを
着実と、コツコツと、あるときには大胆に
積み重ねることができる人だけが
現状を大きく変えていく足がけを持つことができる。

ところが。
これはとっても難しい問題なんだけども

着実に準備し背景を整え、実力を蓄え実績を積み重ねている人は
次に、
その実績を守ろうと走ったり、
その実績を生み出した現実を良しとしたりする、
心理的な一貫性と
行動面の安全性を優先して
今度は革新しなくなっていく(ことがよくある)

つまり
「オレが変えてやる」はフェイドアウトしていく。

なんであんなに力があるのに
その力を有効に使わないんだ?
と思った経験はない?

これがその理由。

力は、力のために得る場合もあるし
ただがむしゃらにやっていて得てる場合もある。
どちらも現状を変えない。

現状に乗ってうまく行く。

変える、というのは
変える目的で力を養う必要がある。
長い時間かかることなので
その中途で意志がくじける。
現状に流れる。

ある意味、現状を認識してうまく運ぶ必要が
「変える」場合に必要になるので
現状に流れることができる、というのは
変える条件として必要。

ところが当初あった「変える」ことが
現状に流れている間に
現状優位になる。
古い友達よりも今の友達の方が大事、みたいになる。

だから現状を運ぶ力に加えて、
変革を勧め続ける意志、が必要になる。
他にも方法論が必要だけど
それは種類が多いので置いといて、

いっこ注意することがある。

「そんな長距離走ってられん」
「うまく行ったら意志がなくなるんやったら意味ない」
ので、
今できることからやる!
のほとんど全てが、
自己満の
変えることに影響を与えない
小さいムダな努力として終わる。

自分の中ではきっとムダではないんでしょう。
が、
変わっていくべき物事から見ると
けし粒ほども影響を与えない。

そもそも、できることからやっておくなんていうのは当たり前。
だから実力を磨いて実績作るんでしょ?

間接か直接かの違いだけ。

安易に目の前のできることを~ってするのは
忍耐のないサルと同じ。
結果から目を背けている。

人にはそれぞれ、強みとしての
長期忍耐により具現化できる物事がある。

人によって違う。
幸せな家庭を作ることに強みがある人もいるし、
一大事業を成すために強みがある人もいる。

とにかく、
長い期間に渡って
ひとつの目的のために
他のものに流されず、心狂わず
ただひたすらその成果に向かって
毎日毎日構築できる分野・・・・

というものがある。
それを強み発掘することが
何かを変える上で最も最初にやる
最も必要な作業になる。

間違いの根本は、
感情に触れたために「変えたい」からスタートすること。

強みがないので忍耐が続かない。

圧政下の人民じゃないんだから
負の圧力に対抗する気力の使い方をしても
何か変えるべきものを変えることはできない。

強みを明らかにしたら次にやることは
現実適応の路線
現実革新の路線
バランスや時期、適用する方法、人事などをよく見て適切に使う。

2つを両輪としてうまく進むために舵取りをする。

これができる人が唯一の変革者で
これができる人が「変える」とのたまっていい人。

その「変える!」にはほとんどの場合で
目を見張るような気力はない。
ただ変える。変わる。

実際、
そうやって物事は変化している。

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