自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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サービス力に力を入れるとき

売りにくいとき、というのがあります。今である。

企業がテレビCMを自粛しているように・・・・

・・・・というのは、この時期に自社利益追求活動と見えると問題があるからだが、

かたや経済活動している人や法人は、必ず売上をあげないと自分が行き詰ってしまう

ブログで集客・販売をしている人も、

特に関東から東、北では物が売りにくい。

ブログで、

「さあさあさあさあ、いつまでも暗いこと行ってないでセミナー買おうぜ!」

とか言ってしまうと、たちまちバッシングの嵐にさらされる。もちろん売れない。

というか、その人間性と人格に、

「この命の続く限り、キサマのところからは末代まで買いません」

となること請け合いである。

実はうちにも震災翌日に営業電話がかかってきた。

死ね、と思った。

広告と宣伝、押して売るというスタイルが築かれているビジネスはこういうときに難しい。

そういうビジネスでも、必要品を扱っている・・・例えば今なら水とかガソリンならまだいける。

むしろ現状をコマーシャルしてほしいところ。

この売れにくい状況で、特に東京なんかでは収益を上げるための一番の近道が

チャリティや募金活動と、自分の活動を掛け合わせること。

実際に僕もやっているし、周辺を見てもその方法でしか売れないという空気がある。

(震災なんてカンケーねぇ~みたいな連中の集まりは違うと思うが・・・)

僕はビジネスをやっている以上、絶対に販売は大事だと思うし、

こういうときだろうがどういうときだろうが、自分の売上を確保するべきだと思う。

ただ、チャリティーと掛け合わせれば売れるとか、売る理由付けができるという

目先で小手先の営業方法論じゃなくて、

こんなときに真っ先に問われるのは(必要消費財や消耗品じゃなければ)

結局のところ本物であり、本当に役立つものが選択されやすくなる

つまりはサービスの質にかかってくる。

安易な扇動系の営業手法が通用しないから・・・というか出せないので

本当に商品の良さが、人が選ぶときの大きな基準となって持ち上がる。

真のブランドが支持されるかどうかが問われる。ブランドイメージでは動かなくなる。

通常は、マーケティングや営業が売れる売れないを左右し、

特に専門家は信じたくないことなのだけど、提供しているサービスや商品の内容はほとんど影響を与えない。

なのだけども、マーケティングや営業の力がなんらかの理由で作用しなくなると

人が見る目が厳しくなり、下手にいらないものを買わなくなり、

失敗を極度に避けるような心理になるので本物が売れやすくなる

サービスの力をフルに発揮するチャンスになる

難しいのは、何でもそうであるように

サービス力、質の良さ、こだわりや本物作りの反映は、

だからといって今日思ったから明日できるものではない

もし今、自分のこだわりが正しく本物の形を持っている人は、

それを広めて、買ってもらい、経験してもらうことで良いことの連鎖を生み出す努力をするべきだと思う。

例えば、こういうときだからこそブログで売る方法を行う情報は広げた方がいい。

そういうのは直接震災地のブロガーにも有効に使えるし、

そういう人を手助けしたい、真の活動をしている人にも協力することになる。

そしてもちろん自分の収益にもなる。

もし、さほどでもない商品力の物事をずっと扱ってきたのだとしても、

その中で最も本物に近い、明らかに質の高いサービス力をピックアップして力を入れること。

マーケティングや営業のヒントが過去にあるように、

この場合のサービスのヒントも過去の成功にある

それを探って、掘り起こして、人さまのために使えるようにアレンジする。

「人さまのために使える」というのは、もちろん気持ちの問題ではなくて実活動として。

成果が人さまの役に立つ。

こういうときに人さまの役に立つものは必ず売れる

売れると収益が確保され安定する。

安定すると、次の人さまに役立つものをまた提供できる。

ビジネスを行っている人の、この責任は常時でも非常時でも変わらないのだけども、

今はサービスが活動を回す大きな要素になるので

注目して、誰にとっても上手く回るように一工夫、二工夫加えていく、ということです。

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