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トラウマはブロックではない

こちらは2009年10月30日に掲載されたコラムです。

メンタルブロックシリーズ2回目です。ブロックとトラウマがどう違うのか?ということを書いてみます。

1回目 メンタルブロックを取る習慣” class=”replaced_link replaced_link_from_ym11″>メンタルブロックを取る習慣  
2回目 トラウマはブロックではない” class=”replaced_link replaced_link_from_ym11″>トラウマはブロックではない  (この記事)
3回目 気にするブロックは場面と強さによる” class=”replaced_link replaced_link_from_ym11″>気にするブロックは場面と強さによる  
4回目 ブロック解放の方法 ~感情を味わい切る” class=”replaced_link replaced_link_from_ym11″>ブロック解放の方法 ~感情を味わい切る  

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ブロックに向き合っているとか、ブロックを外す作業を行っているというと、

トラウマの激しい人だ、と勘違いする人がいます。

子供のころに苦しいことがあって、それを今も引きずって的な感じで。

ブロックとトラウマは別物です。

トラウマはよく心の傷と書いて心傷と訳されるようなことも多いですが、

ブロックは必ずしも心の傷を伴うわけではありません

トラウマのように抵抗することができず一方的に傷つけられた、というようなイメージではなく

自分の身を守ったり、自分をうまく働かせるために得た学習のことです。

   例えば、子どものとき

   母親がいつもお兄ちゃんにケーキの2/3を、自分に1/3を切って食べさせていたとしたら、

   その露骨さはトラウマになるかもしれません。(ブロックが作られることもあります)

   けれども、もし

   兄にも自分にも1/2ずつ、絶対に喧嘩にならないように配慮して

   いつも慎重にケーキを分けていたとしたら、トラウマになることはさほどなくても

   ブロックになることはあり得ます。

ブロックは学習なので、傷ついたか差別されたかどうかを問いません

1/2のケーキを毎回見て

「お母さんはもっと自分のことを大切にしてくれてもいいのに、いつも優先してくれないものだ」

と、学習することもあるわけです。

この学習の結果、「自分は愛されないんだ」とか、「人よりものを多く取ってはいけないものなのだ」などと

勝手に学習して、自分の思考パターン、行動パターンになるものがブロックです。

(「愛されない」と学ぶか「多く取ってはいけない」と学ぶか、その他の学習をするか、それともこのことに何にも学ぶことがない、ということは人によって違います。各個人がそれぞれ勝手に解釈をしたりしなかったりします)

実際子供でも大人でも、ブロックは無数に作られるし誰にでもあります。

平等の扱いを「愛されない」いつも解釈したり、

「人より多い」ことにいつも罪悪感を感じたりするのがブロックの特徴です。

人は自分で勝手に解釈して、勝手に感情をもつものなので、

だからブロックは誰にでもたくさんあるものです。

そしてその学習とパターンによって、自分をしんどくさせてしまっています

なぜだか知らないけど、いつも同じことが起こって、いつも同じ嫌な気分になるとき

それは外の世界の誰かが何か不幸をもたらしているのではなくて

自分のブロックが勝手にそういう解釈をしているということがある・・・・のではなく、ほとんどです。

ごく普通に考えると、

平等の扱いのときに、愛されないと思うのではなく「気遣ってくれてありがとう」と感じたり、

人より多く受け取ることに罪悪感を感じるのではなく「ラッキー、うれしい」と思う方が

物事がスムーズに運ぶということは、理屈でわかると思います。

ところが、ブロックがあると苦しい解釈をして、苦しい選択をして、それでも何とか進めようとするから

ブロックの特徴としてあるストレスが生まれることになります。

ストレスが重いものではあるにしても重圧で苦しすぎるものではないように、

ブロックもトラウマのように黒いイメージを伴うものではありません。

ちょっと自分で自分を生きにくくさせているものです。

もっとスムーズに、自分らしく生きていくために、いろいろと自分を縛る鎖を取った方が、

ノーストレスで楽だし、実際問題としてスムーズに進んでいく手助けになります。

(とか言いながら、自分を縛りまくる強烈なブロックもあるんですけどね・・・)

このシリーズ、次は自分ではなかなか気がつかないブロックの見つけ方を書いてみます。

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前話: メンタルブロックを取る習慣

次話: 気にするブロックは場面と強さによる

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