自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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ネガティブ・ビジョン

こちらは2010年01月22日に掲載されたコラムです。

コラムを毎月紹介しているので、昨年7月のコラムから「ネガティブ・ビジョン」をどうぞ。

「ビジョン」「目標」「ゴール」の違いを説明できる人は多くありません。

説明できるとしても、主観的な解釈がほとんどです。

「ビジョン」というと、視覚的な将来のイメージという感じがします。

視覚であるかどうかは別として、将来のあるべき姿というイメージで捉えることは

多いと思います。

通常「ビジョン」をどのように決めるのかというと、

欲しいもの、やりたいこと、達成したいもの、なりたい状態などから

【理想像】を求めることが多いのではないかと思います。

この決め方は間違いではないけども、

生まれるビジョンの特徴にある一定の傾向をもたらします。

   それが『ネガティブ・ビジョン』です。

ネガティブ・ビジョンは、将来のイメージがマイナスだということではありません。

上のような決め方で決めると必ずネガティヴ・ビジョンになるということです。

例えば「車がほしい」「年収1000万円以上になりたい」「多くの人に貢献する」

などのビジョンは全て、

   『出発地がマイナス』です。

車が欲しくても買えない自分。

年収1000万円もらっていない自分。

多くの人に貢献しておらず、おそらくその力もない自分。

もう少し正確に書いてみます。

車が欲しくても買えない自分。を、満たしたいという欲求。

年収1000万円もらっていない自分。の不安感と否定。

多くの人に貢献し、する力のある自分。という、理想像。

欲求がふつふつと湧き、不安を感じ現状否定をする。

そして理想像に一歩でも近づこうとする。

これが既に『マイナスの出発地』です。

なぜなら、これらに共通しているのは

   『現在の自分はダメ』だ、としているから

です。

ビジョンに挙がった項目は素晴らしくても、

ビジョンを持つ前提になっているものがネガティブです。

このネガティブ前提から生まれたビジョンは全てネガティブ・ビジョンです。

達成すると一時の快を得る代わりに、次々と難しい状況に自分を追い込むことになります。

ネガティブ前提は、全て「マイナスの世界」です。

マイナスの世界については、別に記事を書いていますのでよければどうぞ。

   マイナスの世界を生み出す、ポジティブな言葉 

   http://ameblo.jp/ym11/entry-10171885203.html

ネガティブ・ビジョンを打開するには、質問の繰り返しが必要です。

 「本当にそれは必要なの?なければ『事実』どうなるの?」

 「なぜそうならなきゃいけないの?」

 「その理由は本当?」

 「なぜ自分はこのビジョンを持ったの?」

 「前提がマイナスの世界ではないの?現状否定からはじまっていない?」

というような質問に、素直に答えていけば

自分が今持っているビジョンが本当にそうあるべきか、

単なるネガティブの解消か、自分で分かってくるようになります。

ビジョンと名のつくものは、良く考えもせずに無条件に良いとする傾向があります。

ビジョンにはネガティブ・ビジョンと通常のビジョンがあります。

ポジティブなビジョンはありません。

ビジョンというものそのものが、ニュートラルなものであって

状態的にポジティブであることがないからです。

ポジティブが存在しないのに、ネガティブがあるということは

ひとつにはそれを人が勝手にマイナスの状態に置くという事実と、

もうひとつ、それが完全な制約条件だからです。

   関連記事:制約がどんな成功法則より力を発揮する、ということ

   http://ameblo.jp/ym11/entry-10225887264.html

正しいビジョンが満たされても、必ずうまく行くとはいえない。

しかし間違った方向に進むことだけは防ぐことができる。

方向性や指針を持つことができても、ゴールを設定することは事実上不可能。

達成することも不可能。

不確定要素も強く、常に変化する可能性を持つ。

将来という「今ない」ものの設定という意味で、

ビジョンは常に制約条件です。

ネガティブ・ビジョンを持つということは、それを制約条件ではなく

   決定要因

として扱ってしまうことです。

決定要因というのは制約条件の反対で、それがあればうまく行くという要因です。

つまり「われわれは一丸となって正しい答えに向かっている」とか

「これが自分の存在意義」だとか「成功の道筋を築く」とか。

そもそも制約条件の特性を持ったものを、

決定要因と思いこんでうまくいくはずがありません。

「なぜ?」とか「本当に?」と突き詰めていくと、

最後に残るのは

   何がどうだろうが、自分はそれなんだ

というものが残ります。

僕は個別コンサルティングでよく内面の突き詰めを行いますが、

その人の持つ本当の価値として、家族の幸せや人と信頼しつながりたいという

「ビジョン」を持っている人に行き当たることは珍しくありません。

物質的、金銭的なものは実はほとんど出てきません。

自分の芯にあるものを特定するには、自分のことを知らなくてはなりません。

ビジョンは外の世界にあると思いがちですが、

きっかけと本質は内側にあり、それを現実化するときに外の世界との

マッチングする必要が出てきます。

内が先、外が後です。

自分のことを知るときに必要なことは、自分の現状をマイナスではなく

ゼロとして扱うことで、

自分をマイナスとする「ネガティブ・ビジョン」の出し方とはかなり異なります。

「今をよし」とするには、人は多くの不安や刷り込みを抱えすぎています。

そのため、ほぼ誰でも、

自分のことは人を評価するよりも低く見積もるような癖がついています。

最初のステップとしてここをクリアにして、

「なぜ?」「本当に?」の質問を繰り返し、

自分の内側にある本当に本当のものを特定できなければ

真のビジョンを見つけることは困難です。

もっと堅苦しい情熱系も書くんだけど、これはそうでもなかったかな。

次回のエネルギーワークは・・・8月14日、15日


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