自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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ブロック解消の方法 ~感情を味わい切る


メンタルブロック系の記事、これで最後にしようかと思っています。

ブロックの外し方についてまくまで個人的な考えを書いてみます。

1回目 メンタルブロックを取る習慣
2回目 トラウマはブロックではない
3回目 気にするブロックは場面と強さによる
4回目 ブロック解放の方法 ~感情を味わい切る (この記事)

松原靖樹の全国セミナー・ログ

ブロックは悪者ではありません。自分の一部です。自分です。

ブロックがあれば続けて起こるストレスも、悪いことではありません。

元々人間の防衛本能として持っているものがストレスです。

ストレス自体が悪者なのではなく、不必要なストレスを自分のパターンで感じることが

無駄にしんどいのでやめた方がいいのでは?ということです。

多少のブロックやストレスは、人生の彩みたいなものだと思って

うまく付き合って行けばいいと思います。

このブロックシリーズの3回目 に、気がつくだけで解消するブロックがあると書きました。

小さなブロックや、強度の弱いものは自分で気がつくだけで解消できるものもあります。

じゃあ、それ以上のものはどうしたらいいのか?

ブロックを自分で取る方法は、手を使ったりフレームを想像したり、なんだかんだといろいろあります。

ありますが、

僕はあまり有効ではないと思っています。

健康になるために、ストレッチやジョギングをやっていればいいという考え方に似ていると感じています。

悪くはないけど、うまくもないという感じでしょうか。

それから、

ブロックを悪者として捉えて、解放さえすれば良くなるという前提でスキルを使っても、

その人の根本的な考え方が「悪者がいなくなればうまく行くのに」である以上、

ブロックを取り除いても、歩み方的にうまく行くはずがありません。

そんなこんなで、自分でスキルを使ってブロックを解消する方法を、

僕はあまり良しとしていません。

ブロックは自分の心の状態(の1つ)です。

思考パターンでもあり、行動パターンでもあります。

昔の何かしらの学習によって、自分を守るために身につけたものです。

今その学習パターンが自分を苦しめたり、ストレスを与えているのなら、

どんな影響が出ているのか、どういうストレスをどのくらい感じるのか

まずは知るということが大切です。

自分の心だから。

これは自分の体のことを知ることと同じです。

病気は悪者で、発病したら病院に行って治してもらえばそれでいいという考え方で、

本当に健康な状態を維持できるわけがありません。

心の面も同じことです。

ブロックが自分を縛ってしまって、苦しめたりストレスを感じさせていることを知るには、

湧いてくる感情を味わい切るしかありません。

特に負の感情を避けたり、別のことに熱中することで忘れようとしないことです。

(それをやってしまうと、どんどん蓄積されて、その貯金額の大きさに目をそむけ続けるパターンが身につきます)

こんな風にやります。

あ、なんか今ものすごい心が揺れていて、頭もぐわんぐわんしはじめて、あ、そうだ、これは悲しいという気持ちで、前にもこんな風になったことがあって、その時は死にそうなぐらい泣いて叫んで、気が狂いそうになったのが、今もまたやってきていて、と思っていたらやっぱり涙ぶわーっと出てきた、苦しい苦しい苦しい、やばいやばいやばい、あー自分って今すごく嫌な気分と逃げ出したい感じを受けていて、と思っていたら胃がよじれるような感じで、あ、吐き気までしてきた、吐きそう、心臓もドクドク言ってて、立ってられないからしゃがんだはいいけど・・・・・むにゃむにゃ

くよくよ、いじいじ、いつまでもやるのがポイントです(笑)

感情に貴賎はありません。

どの感情も自分の中から勝手に湧いてくるもので、

それを勝手に正の感情とか負の感情とカテゴライズしているだけです。

感情は感情。勝手に湧いてくるもの。

感情の性質として、「必ず飽きる」というものがあります。

楽しいことも悲しいことも、必ずいつか飽きます。

が、やはり同じように性質として、「機会があれば思い出す(繰り返す)」というのもあります。

失恋をして苦しい感情を抱くと、次の日待ちで恋人同士を見ただけで感情は再発します。

が、まだ感情の特徴は続きます。

同じ感情は、1回目より2回目、2回目より3回目、30回目より300回目の方が「早く飽きます」

飽きるまでの時間がどんどん早くなります。

0.3秒で飽きるようになってくると、その感情を味わい切ったと考えていいと思います。

感情を味わい切ると、ブロック発動とそれによるストレスは解消できます。

この方法はとても回りくどくて地道な方法です。

人生にしてもビジネスにしても、人間関係にしても健康維持にしても、

回りくどくて地道な方法が結局は大切であるように、

ブロック対応や心のあり方も、僕は地道な方法が大切だと思っています。

これが慣れてくると、味わい切るまでの時間が短くなります。

味わいきれる食材が増えると、様々な国の料理や調理法が楽しめるようになります。

色々な感情や、その表れ方などのバリエーションが増えて、

さまざまなものを感じられる自分というものができています。

さまざまなものを、ありのまま感じられるようになると、

色々とメリットがあるのですが、まず違いを認められるようになります

違うものが、いろいろなものがあるのが当たり前という事実を知るだけで

相手や相手の考え方が違うものでも、尊重できるようになります。

もうひとつ大きなことは、人の気持ちを考えられるようになるということです。

感情の種類、大きさ、質の違いなどを知っていると、

人がどのような感情を感じているときに、どんな状態になることがあるのか?ということがわかります。

相手の気持ちがわかるということです。

なぜそんなことができるようになるのかというと、

心が寛大だから違いを認めて人の気持ちを考えられるのではなく、

自分の感情を味わいきってきた結果、なんだか知らないけどもできるようになったということです。

僕がお勧めしている、ブロック対応のひとつの方法でした。

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