自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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ラブ的「心の声を聞く」


このブログの読者は女性が多いのですが、ラブ系セミナーや個別コンサルをやっていると、

夫婦や恋人とうまくいかないという話をそこそこ良く聞きます。

例えば、浮気とか、exレスとか(←禁止文字の記事になってしまうのでね)、冷めた関係・倦怠期とか。

背景とか、関係性とか、いろいろと深く聞いてみると

いつも共通しているのは「男性の本当に聞いてほしいことに耳を傾けていない」ということが・・・

よくありますというよりはそればっかりです。

相手が本当は何を望んで、どう考えているのか、

なぜそんなことを言ったりやったりするのか、

その背景には「こっちをもっと見て」とか「よく話を聞いて」という言葉が本当によくあります・・・そればっかです。

大体の場合、表面上の言葉に腹を立てたり、スルーしたり、面倒くさいといって避けたり、無意識で回避したり、

つまりは全然ちゃんと聞いていないということです。

全然ちゃんと聞いていないという現実を目の当たりにして人は、

まずもっともっと同じことをやってこっちを見てもらおうとし、

それが不可能だと分かると怒るか悲しむかして、

それでも現実が動かないとなると「こいつはムダ」完全諦めモードに入ります。

なら、ちゃんとストレートに言えばいいのに・・・と思う人もたくさんいるかもしれないけど、

そこは本人も心のうちにブロックがあって、気がつかずにそうは言えないのだから、

現実は聞かなければわからない、聞いてわかった現実のまま進めるとうまくいくという

方程式をよくよく覚えておいた方がいいと思います。

なんていうことだと、事実を聞いて、観察してから物事を判断して進める

マーケティングのお仕事についている人なんかは、この点では有利といえます。

なにかしら問題が起こっている2人の、ほとんどの場合

事実ではなく感情優先であるか、事実ではなく避ける・逃げる目的優先であることが本当によくあります。

相手の心の底にある本当の声、にどれだけ耳を傾けるかということで

いろいろな悪質が改善されるし、思いもよらない「うまくいくこと」が生まれたりもします。いや、ほんとに。

それだけで「前より優しくなった」とか、「気にかけてくれるようになった」とかね。

別に2人の関係に限らず、心の奥底をわかろうと努力する人、わかる人に対して

人はありったけの好意を持って接しようとするものです。

本当は何が言いたいんだろう?

心の奥底では何を感じているんだろう?

なぜこの人はこういう発言・行為をするんだろう?

というような態度とか、行為を持って相手に接すれば多くの人間関係はうまくいきます。

これをなくして、毎日ご飯を作っているのに感謝をしてくれないとか、

うちは長年かけてゴミ出しするように教育したとか、

いつも2人で出かける時は全部自分が段取りを組んでいます。相手が喜ぶからとか、

そういう相手視点が欠落した能動的行為は、ほとんどの場合報われることがありません。

ほとんど、というのは偶然一致した場合は報われるということです。

つまり「良かれと思ってやっても無駄」だということです。

恋愛や夫婦関係に関わらず、コミュニケーションにはそれが持つ特徴があります。

ひとつは相手がいないとコミュニケーションは成立しないということ。

もうひとつが、コミュニケーションの成果は必ず相手が決めるということです。

コミュニケーションの発信は、こちらに意図があってアウトプットします。

「モノを出したら片づけて」という感じで。

に対して、実際に片付ける、片付けないを決めるのは、いつも必ず相手です。

よく間違ってしまうのは、言い方を問題にすることで

「モノを出したら片づけて」と言うのが適切か、

「これを見て。こうやって片付けるんだよ」とやりながら教えるのが適切か、

「どうして出したら片づけないんだろう?」と聞きながら進めるのが適切か、

みたいなコミュニケーションスキルが問題にされるんだけど、

それは真っ先に考えることではありません。あとでやればいいこと。

まして「片づけてって言ったでしょ!」と怒るのは、かなりコミュニケーションの本質に反しています。

成果は必ず相手が決めるという前提を無視しています。

なら期待しなければいいんだ、というのもただの諦めで

期待しなくなるだけなら一緒にいる必要はないし、心理的なストレスも知らずのうちにたまる一方です。

で、やることは何かというと

心の声に耳を傾けることです。

「なぜ、コミュニケーションを発信した自分の方が相手の心の声に耳を傾けるんだ!傾けるのは相手だ!」

という考え方を誰しもすると思うのだけど、これはかなり間違いを含んでいます。

コミュニケーションの成果は相手が決めると同様に、

コミュニケーションに期待する成果を求めるのはいつも必ず発信者だからです。

つまり、こちらが求めて相手が決めるという図式がある。

ということは、期待する成果を求めている自分が、相手の心の声に耳を傾けないことには

物事自体はじまらないということです。

ここで「自分でやった方が早い」という結論にするなら、やはり一緒にいなくてもいいということになります。

というわけで、心の声に耳を傾けるとうまくいくよ、というお話しでした。でしたが、

よくよく考えてみたら同じような話は昔書いていました。

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