自分の強みを明らかにする松原靖樹のエスモーズ理論

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人はなぜ甘えるか? 答えは強みにあった


このところよく考える構造が「甘え」の構造。
なぜ甘えるのか?本質的な理由がどこにあるのか?
ということをよくよく考えてみた。

他人に甘えるのではなく、自分に甘えるのがなぜか?という意味。

自分が求める方向に行きたいと心から思っている。
だが決して行動は変えない。結果も変わらない。
それでもその姿を守り続ける。

このままではいけないと危機感を抱いたり、
自己嫌悪になったり
文句を言ったりしながら
決して現状は変わらない。

新しいことにトライする、と言いながら古い方法を持ち込み
うまく新しいことになじめなくて「やっぱり向いていない」と決めてしまう。

環境を変えることに成功した。長年のいろいろを解消できる。
だが別の場所でまた同じことになるようなことをする。

なぜそんなことをするのか?

ブロックや、他の人を制約させる7つの条件
7層構造の深層心理、とかでも説明はできるのだけど
構造が説明できても、
これまでなぜその構造になってしまうのか?
そして解決しようとしないのはなぜか?
ということが解明できてなかった。

ヒントはどうやら強みにあるらしい。

強みがあれば、なんとかなる。
それもすぐに、強度強く、圧倒的になんとかなる。

だが強みが自分をうまく運ぶとは限らない。
自分を上手く運ぶ道でも強みは使われるし、
自分を上手く運ばない道でも強みは使われる。

うまく運ばない道で、うまくいく。というか、何とかなる。
スムーズに、
素早く、
確実に、
正確に、
人よりも上手く、
何とかなる。

本当はあっちの道に進みたい、
このままではいけない、
新しいことに踏み切った、
世界を変えたんだ、

だけど前の方法でどうにかなるもんね。イヤでも脱したくても
そのままではダメだとわかっていても、心が拒絶しても
だって強みでこんなに素早くどうにかなってしまうんだよ?
しょうがなくね?

というのが、甘えの根本構造になるらしい。

だからたとえば親や周囲が超甘やかしても

自分にそれを受けるのが当たり前な強みを持っている人は甘えるし、
自分にはそんな強みがない人は甘えない。
強みがあると、もう甘える。

ではどうすればいいか。

自分を生かそうと考えると人は甘える。
これが本当の自分だとか、強みを使おうとか。
だから自分を生かしている人が甘えない人であるとは言えない。
高確率で「自分に甘える人」だと言える。
自分を生かすことの中には上手くいくことが基準にある。
だから上手くいくことを想定している人は構造的に誰もが甘えるようにできている。

自分に甘えるという習慣を捨てるためには
強みを生かすとか、自分を生かすという基準を改める必要がある。

自分を生かそうと思うのではなく
自分を超えようと思わなければならない。

「うまくできる」「うまくできない」はどちらも
上手くいくことが基準になり、背景に「自分を生かす」がある。
強みを使うと自分が生かされ、うまくいくので
もはやそこに甘えても誰も文句を言わない。すごいと言われる。

自分を超えようと思ったら、強みを超えなければならない。
過去の成果は今は古い成果に成り下がり、
次はひとつ前よりもうまくできなくてはならない。

もはや強みに甘える余地はない。

甘える人間と、甘えない人間の
構造的な差はどうやらここらへんにあるらしい。

だから主に二次の人が、
自己価値が低くて等身大の自分よりも自分を下に見ている場合
早急に「うまく行かなければならない」ようになるので
基準が自分を生かすことになる。

自分を有効に使おうと思った瞬間に甘えが出るので
「このまま二次を維持してもいいじゃないか」
という結論を持ちながら物事に挑戦する。
そしてその前提のとおり、元の場所に戻る。

自分を本当に生かしたいなら自分を超える基準を持つしかなく
甘える自分を克服しないなら、強制的に自己肯定して
「素晴らしい自分ではダメだ」と否定しなければならない。

「うまくいく」「自分を生かす」よりも大切なことにつづく

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